生活費の分岐点

光回線の月額にWi-Fi代を足すと最安が入れ替わる

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通信・スマホ 公開 2026-09-03 / 更新 2026-09-15 データ取得 2026-09-02

表示の月額に足すと 1,602円/月 Wi-Fiを使うために必要な追加費用が最も大きい社

漫画でわかる全9コマ

この記事の計算を漫画にしました。コマは横に送って読めます。

説明漫画。表示でいちばん安いおてがる光は、Wi-Fi代こみだと3位。ルーター代が0円のFon光が1位になった
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漫画の中の数字の出典:各社公式の料金・オプションページ(本文でも同じ数字を使っています)

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この記事の根拠

  • 独自集計 Wi-Fi機器の費用を加えると順位が入れ替わり、表示で最安のおてがる光が3位に、表示ではおてがる光・BB.excite光より高いFon光が1位になる 各社公式のオプション料金ページから取得して合算 / 2026-09-02取得
  • 独自集計 SoftBank 光はおうち割が適用されない場合、Wi-Fi利用に必要な3点セットが1,602円になる 同上。公式のおうち割 光セット説明ページに記載 / 2026-09-02取得

データの取得方法と計算の方針

光回線の比較表に並んでいる月額は、その金額を払えばWi-Fiが使える、という意味ではありません。

多くの社では、無線LANルーターのレンタル料が別建てです。実際に使う構成に揃えて足し直すと、順位が変わります。

Wi-Fiを使う構成での月額

戸建、セット割なし、無線LANルーターをレンタルする前提で計算しました。

横にスクロールできます

事業者 表示の月額 Wi-Fi機器 IPv6 実際の月額
Fon光 4,928円 0円 — 4,928円
BB.excite光 Classic 4,796円 330円 — 5,126円
おてがる光 4,708円 330円 165円 5,203円
SoftBank 光 5,720円 1,602円 — 7,322円
ドコモ光 5,720円 未確認 — —
auひかり 5,610円 未確認 — —
ahamo光 4,950円 未確認 — —

表示で最安だったおてがる光(4,708円)が3位に落ち、表示ではおてがる光(4,708円)・BB.excite光(4,796円)より高かったFon光(4,928円)が1位になります。

Fon光は公式ページに「高速無線LAN標準装備」と記載があり、ルーターの追加費用が発生しません。表示額がそのまま実際の額になります。

SoftBank 光の1,602円

差が最も大きいのがSoftBank 光です。Wi-Fiを使うには「光BBユニット」のレンタルと「Wi-Fiマルチパック」が必要で、公式ページの表記はこうなっています。

光BBユニットレンタル 513円 + Wi-Fiマルチパック 1,089円 + …BBフォン 0円 → セット料金 550円 ↓「おうち割 光セット」が適用されなかった場合の価格 1,602円

おうち割が適用されれば550円、されなければ1,602円です。3倍近く違います。

5,720円 表示されている月額 表示されている月額 5,720円 光BBユニット 513円 Wi-Fiマルチパック 1,089円 7,322円 実際に払う額
SoftBank 光(戸建)でWi-Fiを使う場合。おうち割が適用されないと3点セットが1,602円になり、表示の月額とは1,602円ずれる。各社公式のオプション料金ページから作成。

おうち割の適用にはソフトバンクかY!mobileのスマホ契約が必要なので、他社のスマホを使っている人は1,602円のほうになります。月額5,720円と書かれた回線が、実際には7,322円になります。

ドコモ光・auひかり・ahamo光が「未確認」の理由

この3社については、Wi-Fiルーターのレンタル料を公式ページ上で特定できませんでした。

auひかりは「無線LANは月額レンタル料が別途」と記載がありますが金額の明示が見つからず、ahamo光は「OCNバーチャルコネクト対応ルーターが別途必要」とあるのみで、レンタルの可否と料金が確認できません。ドコモ光は契約タイプによって機器の要否が変わります。

推測で埋めることはしないので、未確認のままにしています。 検討中の方は各社に直接確認してください。ここが数百円から1,600円まで幅がある項目なので、確認せずに比較すると結論が変わります。

ただし、これで「Fon光が一番」とは言えません

月額では1位ですが、Fon光には3年の自動更新契約があり、工事費49,500円を36か月かけて相殺する方式です。

光回線をやめるとき、いくら請求されるか で計算したとおり、1年で解約した場合の負担は36,520円になります。縛りなしのBB.excite光・おてがる光は同じ条件で0円です。

月額・Wi-Fi込み・契約期間の3つを見ると、答えが変わります。

Wi-Fi込み月額 1年で解約した場合
Fon光 4,928円(1位) 36,520円
BB.excite光 5,126円(2位) 0円
おてがる光 5,203円(3位) 0円

3年以上使い続けるならFon光の月額が効きます。数年以内に引っ越しや乗り換えの可能性があるなら、縛りなしの2社のほうが総額で下回ります。

月200〜300円の差より、解約時の3万円のほうが大きいという判断です。

この2社が0円なのは、工事費の分割相殺そのものが無いか(BB.excite光)、契約期間より短く終わるためです。契約期間より相殺のほうが長い社では、更新月でも残ります(光回線の工事費残債、更新月の解約でも残る3社)。

確認すべき3項目

契約前に、月額以外でこれだけは確認してください。

  1. Wi-Fiルーターは有料か。レンタル料が月額に含まれているか、別建てか
  2. IPv6は有料か。おてがる光は165円ですが、無線LANレンタル申込時は永年無料と案内されています
  3. ひかり電話が必要か。セット割の条件になっている社があります(auひかりは770円が必須)

これらを足した額が、毎月実際に引き落とされる金額です。

自分の条件(建物の種類・使う年数・スマホのキャリア)で計算したい場合は、光回線の総額シミュレータを用意しています。

マンションでは順位そのものが変わります(マンションの光回線8社、最安は月3,608円)。

この記事の限界

3社が未確認です。 ドコモ光・auひかり・ahamo光のWi-Fiルーターレンタル料を公式ページで特定できませんでした。この3社の実際の月額は上の表では判定できません。

自前のルーターを使う場合は前提が変わります。 対応する機器を持っていれば、レンタル料はかかりません。ただしSoftBank 光のおうち割は光BBユニットのレンタルが条件なので、自前ルーターではセット割が適用されません。

おてがる光のIPv6無料条件は要確認です。 「無線LANレンタル申込時は永年無料」と案内されていますが、上の表では165円を加算した保守的な数字を使っています。

セット割は含めていません。 スマホ側の割引が乗る場合は別途計算が必要です。条件と実質額は auひかりの光セット割、スマホ1回線なら実質330円 にまとめています。

料金は改定されます。この記事の数値は記載の取得日時点のもので、契約前には必ず各社の公式情報を確認してください。


出典:各社公式サイトの料金ページおよびオプション料金ページを取得して集計。

よくある質問

光回線の月額にWi-Fiルーター代は含まれていますか?

社によります。 Fon光は「高速無線LAN標準装備」で追加費用なし、BB.excite光は無線LANありのルータが330円、おてがる光は無線LANレンタル330円です。SoftBank 光はWi-Fiを使うのに「光BBユニット+Wi-Fiマルチパック」が必要で、おうち割が適用されない場合は3点セットで1,602円になります。表示の月額に足すと順位が入れ替わります。

結局どの光回線が一番安いですか?

見る条件によって答えが変わります。 Wi-Fi込みの月額ならFon光(4,928円)が1位ですが、Fon光は3年契約で工事費49,500円を36か月かけて相殺するため、1年で解約すると36,520円かかります。縛りなしのBB.excite光・おてがる光は同じ条件で0円です。数年以内に引っ越しや乗り換えの可能性があるなら、月200〜300円の差より解約時の3万円のほうが効きます。

自分のルーターを使えばレンタル代はかかりませんか?

対応する機器を持っていればかかりません。ただしSoftBank 光のおうち割は光BBユニットのレンタルが条件なので、自前ルーターを使うとセット割が適用されなくなります。スマホ側の割引と、ルーターのレンタル代を合わせて比較する必要があります。