生活費の分岐点

光回線の解約金はいくら?8社の解約コスト総額

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通信・スマホ 公開 2026-09-03 / 更新 2026-09-21 データ取得 2026-09-15

1年で乗り換えた場合の解約コスト 78,446円 最も高いauひかり(ひかり電話なし・撤去を希望した場合)

漫画でわかる全9コマ

この記事の計算を漫画にしました。コマは横に送って読めます。

説明漫画。1年でやめると、auひかり(電話なし・撤去あり)は78,446円。4,730円+42,036円+31,680円=78,446円
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漫画の中の数字の出典:各社公式の解約金・工事費の条件(本文でも同じ数字を使っています)

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この記事の根拠

  • 独自集計 契約1年で解約した場合の総コストは、解約金・工事費残債・撤去工事費を合計すると0円から78,446円まで開く(auひかりはひかり電話なし・撤去を希望した場合、工事費の残債は割引の開始月どおりに数えた額) 各社公式の料金ページ・キャンペーン条件から解約金と工事費の相殺方式を取得して算出 / 2026-09-15取得
  • 独自集計 工事費の相殺は各社11〜36か月かかり、2年契約が満了した時点でも相殺は完了していない社がある 同上 / 2026-09-15取得
  • 独自集計 乗り換え先が他社の解約費用を負担する特典があるのは8社中4社で、上限はドコモ光・ahamo光が100,000pt、SoftBank 光が100,000円、auひかりが30,000円。おてがる光・BB.excite光・Fon光・DTI 光は公式に記載が見つからない 各社公式のキャンペーン・特典ページを実クローラのUA(kaizen-watch/0.1)で取得。docomo.ne.jp/campaign_event/hikari_norikae/・同 ahamo_hikari_norikae/・softbank.jp/internet/campaigns/list/anshin-norikae01/・au.com/internet/campaign/norikae-startsupport-home/ と -mansion/・otegal.jp/campaign/・bb.excite.co.jp/bbhikari/classic/・fon-hikari.net/・dream.jp/ftth/dti/campaign/。robots.txt は7ホストで確認(docomo.ne.jp と fon-hikari.net は robots.txt なし) / 2026-09-21取得
  • 独自集計 出る側と入る側を合わせた1回の乗り換え費用は、8社56通りの組み合わせで0円から90,703円まで開き、平均は28,868円である(auひかりはひかり電話なし、工事費は割引の開始月どおりに数えた額) 各社公式の提供条件から、解約金・工事費の分割と割引の開始月・撤去費・事務手数料を取得し、全組み合わせで計算 / 2026-09-15取得
  • 独自集計 56通りを出る側で並べ直すと、入る先を変えて動くのはどの行でも39,443円までで、出る側の違いは70,903円ある 同上 / 2026-09-15取得
  • 独自集計 2年使ってやめた場合の総額(戸建て・セット割なし・ルーターなし)はBB.excite光115,104円からauひかり209,173円まで開き、乗り換え特典の上限より社ごとの差のほうが大きい場合がある scripts/watch/hikari.mjs の「入る側の2年総額」(scripts/simulate.mjs の simulate、月額+事務手数料+工事費の自己負担+解約金+撤去費) / 2026-09-21取得

データの取得方法と計算の方針

光回線の乗り換えを調べると、たいてい「解約金は◯◯円」という数字が出てきます。

その数字だけで判断すると足りません。解約時にかかるものは3つあり、多くの場合いちばん大きいのは解約金ではありません。

解約時にかかる3つのもの

  1. 解約金(契約解除料) — 更新月以外に解約したときの違約金。各社の呼び方は「解約金」「契約解除料」「契約解除料金」「解約違約金」とばらばらですが、同じものです
  2. 工事費の残債 — 「実質無料」だった工事費のうち、割引で打ち消されない分(分割払いが残っていれば一括請求)
  3. 撤去工事費 — 設備を撤去する場合の費用

このうち 2の残債が、たいてい最大になります。工事費が2万〜5万円で、それを11〜36か月かけて相殺する仕組みだからです。

この3つを乗り換え先が負担してくれる場合があります。 8社のうち4社に特典がありました。額と条件は後半の「乗り換え先が、この費用を負担してくれるか」にまとめています。まずは自分がいくら払うことになるかを見てください。

1年で解約した場合

契約から12か月で解約したと仮定して、3つを合計しました(戸建て・更新期間以外)。工事費の残債は、各社の割引の開始月どおりに数えています。

auひかりはひかり電話を契約しない前提です。auのスマホでセット割(auスマートバリュー)を使う場合はひかり電話が条件になるので、その場合の額は表の下に書きました。

おてがる光 おてがる光: 0円 0円 BB.excite光 BB.excite光: 0円 0円 DTI 光 DTI 光: 14,300円 14,300円 ahamo光 ahamo光: 27,592円 27,592円 ドコモ光 ドコモ光: 28,142円 28,142円 Fon光 Fon光: 36,520円 36,520円 SoftBank 光 SoftBank 光: 41,360円 41,360円 auひかり ホーム auひかり ホーム: 78,446円 78,446円
契約12か月で解約した場合の合計(解約金+工事費の残債+撤去費)。戸建て・更新期間以外。撤去費は撤去を希望した前提。auひかりの棒は、ひかり電話なしの場合の78,446円(電話分の割引が付かないため。ひかり電話も契約していれば69,976円)。工事費の残債は割引の開始月どおりに数えた額。おてがる光・DTI 光・ahamo光・ドコモ光・SoftBank 光は工事費の相殺がキャンペーン・特典で、適用されている前提(おてがる光はいま申し込んで適用されるか確認できていない)。各社公式の提供条件から計算。

横にスクロールできます

事業者 解約金 工事費の残債 撤去費 合計
おてがる光※ 0円 0円 0円 0円
BB.excite光 Classic 0円 0円 0円 0円
DTI 光※ 0円 14,300円 0円 14,300円
ahamo光※ 4,950円 22,642円 0円 27,592円
ドコモ光※ 5,500円 22,642円 0円 28,142円
Fon光 3,520円 33,000円 0円 36,520円
SoftBank 光※ 5,720円 35,640円 0円 41,360円
auひかり(ひかり電話なし) 4,730円 42,036円 31,680円 78,446円

※工事費の相殺がキャンペーン・特典の社。適用されていない場合は下の「キャンペーンが前提の社」を見てください。

表の「工事費の残債」は、解約時に請求される額ではありません。工事費のうち割引で打ち消されなかった額で、それまでに分割で払った分も含む自己負担です。解約時の請求は、このうち分割払いがまだ残っている分です。

0円から78,446円まで開きます。

auひかりをひかり電話ありで契約している場合(auのセット割を使う場合)は、工事費の残債が33,566円、合計69,976円です。

グラフのauひかりの棒は、表と同じひかり電話なしの78,446円で描いています。

契約期間のある5社の解約金だけを比べると3,520円〜5,720円(縛りのない3社は0円)で、大差ないように見えます。差を作っているのは残債と撤去費です。

キャンペーンが前提の社

工事費の相殺が、料金ではなくキャンペーン・特典として書かれている社が5社あります(2026年9月15日取得)。

事業者 公式の期間の書き方
ドコモ光・ahamo光 開始日だけ(2025年4月1日から。終了日の記載なし)
SoftBank 光 開始日だけ(2026年6月1日から。終了日の記載なし)
DTI 光 期間の記載なし(「予告なく内容を変更、終了する場合がございます」)
おてがる光 ページによって違う(料金ページは期間の記載なし、トップページは「キャンペーン期間:2024年5月30日まで」)

おてがる光は、いま申し込んで工事費のキャンペーンが適用されるかを確認できていません。 表の0円は、適用されている前提の額です。

いま契約中の回線なら、契約したときに適用されたかどうかで決まります。適用されていなければ工事費は全額自己負担で、1年で解約した場合の合計はおてがる光22,000円、DTI 光26,400円、ahamo光33,550円(解約金4,950円+工事費28,600円)、ドコモ光34,100円(解約金5,500円+工事費28,600円)、SoftBank 光53,240円(解約金5,720円+工事費47,520円)です。工事費は、それまでに分割で払った分を含む額です。

なぜ残債が残るのか

各社の「工事費実質無料」は、工事費を分割払いにして、同額を毎月差し引く方式です(ドコモ光とahamo光は月額の割引ではなく、dポイントを24か月に分けて進呈する方式)。割り引かれるのは契約が続いている間だけなので、途中でやめると分割払いの残りが一括請求されます。

ドコモ光の公式表記です。

工事料を分割支払いされている場合で、分割支払い期間中に『ドコモ光』を解約された場合は、解約日の翌月に工事料の残債を一括でご請求

さらにドコモ光・ahamo光とSoftBank 光は、割引(進呈)の開始が遅く、そこから24か月かけて相殺します。ドコモ光・ahamo光は利用開始月の7か月後の月(8か月目)からで、完了は31か月目。SoftBank 光は課金開始7か月目からで、完了は30か月目です。ただしSoftBank 光は料金ページが「31ヵ月目までご利用の場合」と書いていて、8か月目開始と読むこともできます。その読みなら1年時点の残債は37,620円、合計は43,340円です。どれも2年契約が満了した時点ではまだ終わっていません。

auひかりとDTI 光は、公式で割引が開通月の翌月からです。開通月を1か月目として、2か月目から数えています。

この「分割して、同額を月額から割り引く」形は光回線だけのものではありません。工事不要のホームルーターには工事費が無いかわりに端末代があり、同じ形で相殺されます。終わる月はこちらのほうが遅く、SoftBank Air と home 5G はどちらも49か月目でした(工事不要の端末代の割引は49か月目、光の工事費は最長36か月目)。

8社の工事費と、相殺の条件

表の残債を自分で確かめられるように、元になる数を並べます。

事業者 工事費 公式に書かれている相殺の方法 完了
BB.excite光 Classic 0円 工事費そのものが無い —
おてがる光※ 22,000円 2,000円×最大11回の月額割引 11か月目
DTI 光※ 26,400円 1,100円×24回。開通月の翌月から 25か月目
ドコモ光※ 28,600円 dポイントを24か月に分けて進呈。利用開始月の7か月後の月から 31か月目
ahamo光※ 28,600円 dポイントを24か月に分けて進呈。利用開始月の7か月後の月から 31か月目
SoftBank 光※ 47,520円 1,980円×24か月。課金開始月を1か月目として7か月目から 30か月目
auひかり 48,950円 ネットの割引(初回644円・628円×34か月)+電話の割引(770円×35か月)。それぞれの開通月の翌月から 36か月目※
Fon光 49,500円 1,375円×36か月(1か月目〜36か月目) 36か月目

結論欄の「11〜36か月」は、この列の幅です。おてがる光だけ、割引が何か月目から始まるか公式に書かれていないため、1か月目からとして数えています。

※auひかりの「36か月目」は、ひかり電話を35か月契約し続けた場合です。 この記事の基準であるひかり電話なしだと電話の割引(26,950円)が付かないので、何か月使っても26,950円は相殺されません。

Fon光は1か月目から36回なので、1年(12か月)では12回ぶんの16,500円しか相殺されず、49,500円−16,500円=33,000円が残ります。2年(24か月)では24回ぶんの33,000円が相殺されて、16,500円が残ります。1年・2年の表の額はこの計算です。

auひかりは、ひかり電話を契約しないと電話の割引(770円×35か月=26,950円)が付きません。 残るのは割引総額48,950円から26,950円を引いた22,000円です。これを35回に均して、開通月の翌月(2か月目)から数えると、1年(12か月)で進むのは11回ぶんの6,914円だけです。48,950円−6,914円=42,036円が表の額になります。ひかり電話ありなら48,950円が35回に均され、11回ぶんの15,384円が進んで33,566円が残ります。

この22,000円は、公式の表のネット分とは4円ずれます。 公式は「初回644円・628円×34か月」なので足すと21,996円で、割引総額48,950円から電話分26,950円を引いた22,000円と合いません。この記事は後者を使っています。1回あたりでも公式の628円と 22,000÷35=628.57円がずれるので、11回ぶんで約10円の差が出ます。残債の額は、公式の月ごとの額ではなく割引総額から割り戻したものです。

2年でやめた場合

「2年たてば費用はかからない」とは限りません。契約から24か月でやめた場合を、1年の表と同じ数え方で計算しました(戸建て)。

利用開始の月を1か月目として数えると、2年契約のドコモ光・ahamo光・SoftBank 光は24か月目が契約満了月で、更新期間に入るので解約金はかかりません。ただしドコモ光・ahamo光は、何月を1か月目とするかを公式ページで確かめられていません。1か月ずれると、24か月目にやめたときに解約金がかかります。SoftBank 光だけは公式に「課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の末日まで」と書かれているので、この表の前提と一致します。

横にスクロールできます

事業者 解約金 工事費の残債 撤去費 合計
おてがる光※ 0円 0円 0円 0円
BB.excite光 Classic 0円 0円 0円 0円
DTI 光※ 0円 1,100円 0円 1,100円
ahamo光※ 0円 8,342円 0円 8,342円
ドコモ光※ 0円 8,342円 0円 8,342円
SoftBank 光※ 0円 11,880円 0円 11,880円
Fon光 3,520円 16,500円 0円 20,020円
auひかり(ひかり電話なし) 4,730円 34,493円 31,680円 70,903円

※は1年の表と同じく、工事費の相殺がキャンペーン・特典の社で、適用されている前提の額です。適用されていなければ工事費は全額自己負担で、24か月でも工事費はおてがる光22,000円、DTI 光26,400円、ドコモ光・ahamo光28,600円、SoftBank 光47,520円です。

「工事費の残債」も1年の表と同じく、解約時に請求される額ではありません。工事費のうち割引で打ち消されなかった額で、それまでに分割で払った分も含む自己負担です。

2年契約のドコモ光・ahamo光・SoftBank 光は、解約金が0円でも工事費の自己負担が残ります。 相殺の完了が30〜31か月目だからです。DTI 光は縛りがありませんが、相殺の完了が25か月目なので、24か月では1,100円残ります。SoftBank 光を8か月目開始と読むと、残債は13,860円です。

Fon光とauひかりは3年契約なので、24か月はまだ契約期間の途中で、解約金がかかります。auひかりの額を4通りに分けるとこうなります。

auひかり(24か月) 撤去を希望した場合 撤去しない場合
ひかり電話なし 70,903円 39,223円
ひかり電話あり 53,193円 21,513円

ひかり電話ありの場合は、電話代770円×24か月=18,480円を別に払っています。電話代を足すと、撤去を希望した場合は71,673円、撤去しない場合は39,993円で、どちらもひかり電話なしより高くなります。

2年でやめた場合、Fon光は光回線の総額(事務手数料・工事費の残り・解約金を含む)でahamo光より高くなります。計算はahamoはドコモ光セット割対象外。ahamo光が月770円安いに書きました。

入る側を足すと56通りに広がる

ここまでは出る側だけの額です。乗り換えると、入る側にも事務手数料と、2年でまたやめたときに割引で打ち消されていない工事費がかかります。下に出す額は、出る側・入る側とも24か月で解約する数え方で、上の2年の表と前提をそろえています。入る側を2年後にやめるときの解約金・撤去費は足していません(それは次の乗り換えの「出る側」で数えます)。

出る側と入る側を合わせると、乗り換えは「どこから」と「どこへ」の組み合わせになります。8社なら、同じ社どうしを除いて8×7で56通りです。

                  ひかり電話なし     ひかり電話あり
最も安い   おてがる光 → BB.excite光        0円             0円
最も高い   auひかり  → Fon光         90,703円        72,993円
平均                                28,868円        24,440円

(「ひかり電話なし/あり」はauひかりの前提。ほかの社の額は変わりません)

最も高い組み合わせの内訳はこうです(ひかり電話なし)。

出る側 auひかり    解約金4,730 + 残り34,493 + 撤去31,680 = 70,903円
入る側 Fon光      事務手数料3,300 + 工事費の残る分16,500  = 19,800円
                                                合計 90,703円

ひかり電話ありなら、出る側が4,730+16,783+31,680=53,193円で、合計72,993円です。

0円になるのは、おてがる光からBB.excite光へ移る1通りだけでした。入る側の事務手数料と工事費がどちらも0円なのは8社でBB.excite光だけで、BB.excite光のほかに出る側が0円なのは、キャンペーンで工事費の相殺が11か月目に終わっているおてがる光だけだからです。DTI 光からBB.excite光へ移る場合は1,100円です。

なお、入る側の工事費の残りは、次の乗り換えの「出る側」にも同じ額が出てきます。2回ぶんの乗り換え費用を足すと、工事費の残りを二重に数えることになるので、1回ずつの目安として見てください。

どこへ行くかより、どこから出るか

56通りを「出る側」で並べ直すと、はっきり分かれます(auひかりはひかり電話なし)。

出る側 入る先しだいの幅
おてがる光 0円〜39,443円
DTI 光 1,100円〜40,543円
BB.excite光 3,300円〜39,443円
ドコモ光・ahamo光 8,342円〜47,785円
SoftBank 光 11,880円〜51,323円
Fon光 20,020円〜59,463円
auひかり 70,903円〜90,703円

各行の上限は、auひかり(ひかり電話なし)へ入る場合です(auひかりの行はFon光へ入る場合)。入る側がauひかりだと、事務手数料4,950円+24か月時点で残る工事費34,493円=39,443円かかるためです。入る先を変えて動くのは、どの行でも39,443円までです。それに対して、出る側の違い(いちばん安い行といちばん高い行の下限の差)は70,903円あります。

ひかり電話ありで数えると、入る先で動くのは21,733円まで、出る側の違いは53,193円です。

つまり、乗り換えの費用はいまどこと契約しているかで大きく決まります。次にどこを選ぶかは、比べると効き方が小さくなります。

言い換えると、契約するときに「出るときいくらかかるか」を見ておかないと、あとから選べません。 撤去費や工事費の分割回数は、契約前なら選べる条件です。

auひかりだけ突出する理由

1年でやめた場合の78,446円のうち、31,680円が撤去工事費です。

2018年3月1日以降にauひかりホーム、または料金プラン変更をお申し込みのお客さまは、解約後も引込設備が残ります。撤去をご希望の場合は、撤去工事費31,680円がかかります。

他社では発生しない項目で、撤去を希望しなければかかりません。撤去しない場合の1年時点の合計は4,730円+42,036円=46,766円で、それでも8社で最も高くなります(次に高いSoftBank 光は41,360円、8か月目開始の読みでも43,340円)。

加えてauひかりは、工事費の相殺条件が特殊です。割引総額48,950円の内訳が「ネットサービス分」と「電話サービス分 770円×35か月」に分かれており、ひかり電話を契約しないと電話分の割引が付きません(公式ページでは、ネット単体の申込みは「ネットのみの割り引き」)。ひかり電話なしで相殺されるのは22,000円だけです。表の42,036円は「工事費48,950円のうち、割引で打ち消されなかった額」で、解約時に一括で請求される分だけでなく、それまでに分割で払った分も含む自己負担です。

ひかり電話ありの場合は4,730円+33,566円=38,296円(撤去しない場合)で、こちらはSoftBank 光より低くなります。ただし電話代770円×12か月=9,240円を別に払っています。電話代を足すと47,536円で、SoftBank 光の41,360円より高くなります。「撤去しなくても最高」は、ひかり電話なしの場合です。

BB.excite光だけ論点が存在しない

月額料金以外に、初期費用・工事費・契約事務手数料・解約時の費用などは一切かかりません。

(BB.excite光 Classic 公式ページ https://bb.excite.co.jp/bbhikari/classic/ 、2026年9月15日取得)

工事費がそもそも発生しないので、残債という概念がありません。契約期間の縛りも解約金もない。いつやめても0円です。

おてがる光も縛りと解約金はゼロですが、工事費22,000円を2,000円×11回で相殺する方式なので、11か月未満の解約では残債が出ます。1年(12か月)時点では相殺が終わっているのでゼロですが、たとえば半年でやめると約1万円が残ります。これもキャンペーンが適用されている場合の話です。

乗り換えを考えるときの順序

いま契約中の回線について、次を確認してください。

  1. 開通からの経過月数。工事費の相殺が終わっているか
  2. 更新月がいつか。解約金がかからないのは契約満了月の当月・翌月・翌々月(3年契約のauひかり・Fon光は36〜38か月目)
  3. 撤去工事の要否。auひかりは希望時に31,680円

このうち1が最も見落とされます。「2年経ったから縛りは終わり」と考えても、ドコモ光・ahamo光の工事費の相殺は31か月目まで続きます。また契約期間のある5社はどれも自動更新なので、更新期間の3か月を過ぎると、次の期間でも解約金がかかります。

いま契約中の回線が値上げを告知している場合は、上がる月も同じ並びに入れてください。SoftBank 光は2026年12月1日からの改定を告知していて、契約中の人に適用されるのは契約期間満了月の翌月からです(SoftBank光の値上げ+330円、契約中は最短2027年1月)。

月額の差が月200〜300円なら2年で4,800〜7,200円ですが、上で数えた1回の乗り換え費用は0円〜90,703円まで開くので、月額だけを見て決められる額ではありません。

何年使うかで最安が入れ替わるのも同じ理屈です。戸建てで12か月から84か月まで1か月刻みに並べると、ドコモ光セット割が1回線ぶんある場合は37か月目、無い場合は38か月目に、初期費用の無いBB.excite光からほかの社へ入れ替わりました(光回線の最安交代、ドコモ光セット割ありは37・なしは38か月目)。

乗り換え先が、この費用を負担してくれるか

上の額を自分で払うとは限りません。乗り換え先が「他社の解約費用」を負担する特典を出していることがあります。 8社の公式ページを取り直しました(2026年9月21日取得)。

この8社のうち、特典があるのは4社、公式に記載が見つからないのが4社でした。8社はこの記事が「出る側」として比べている事業者で、乗り換え先の選択肢はこの8社に限りません。ここに無い会社のことは分かりません。

入る側 特典の名前 何で返るか 上限
ドコモ光 「ドコモ光」乗り換え特典 dポイント(期間・用途限定) 100,000pt
ahamo光 「ahamo光」乗り換え特典 dポイント(期間・用途限定) 100,000pt
SoftBank 光 SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン 普通為替 100,000円
auひかり auひかり 乗りかえスタートサポート特典 au PAY 残高へのチャージ+月額の割引 30,000円
おてがる光 記載が見つからない — —
BB.excite光 Classic 記載が見つからない — —
Fon光 記載が見つからない — —
DTI 光 記載が見つからない — —

記載が見つからない4社について、確かめたことを書いておきます。おてがる光のキャンペーンページにあるのは「工事費実質無料」と「初月基本料無料」の2つだけです。BB.excite光の契約者特典は光電話・光テレビの月額無料などです。Fon光にはキャンペーンのページがありません。DTI 光には「DTI 光 のりかえ割」がありますが、これはフレッツ光からの転用・他社光コラボからの事業者変更を条件に月額550円を6か月割り引くもの(合計3,300円)で、他社に払った解約金には結びついていません。

何が負担の対象になるか

対象は「解約金」だけではありません。この記事で数えている3つと、だいたい重なります。

入る側 公式に書かれている対象
ドコモ光 他社光回線・他社ホームルーター回線の「解約金・撤去工事費・機器分割金残債・新規/開通工事費残債など」
ahamo光 他社光回線・他社ホームルーター回線の「解約金/撤去工事費/端末残債」
SoftBank 光 他社の「契約解除料金・撤去費用・端末を購入した場合の残債」
auひかり 他社の「年間契約解除料・工事費残債・他社ルーターの割賦残債・NTT加入電話工事費・番号ポータビリティ手数料」

この記事が数えている3つがそろって対象と書いているのは、ドコモ光だけです。

入る側 解約金 撤去費 工事費の残債
ドコモ光 対象 対象 対象(「新規/開通工事費残債」)
ahamo光 対象 対象 記載なし(挙げているのは端末残債)
SoftBank 光 対象 対象 記載なし(挙げているのは端末の残債)
auひかり 対象 記載なし 対象(「工事費残債」)

この記事の主張は「差を作っているのは解約金ではなく残債と撤去費」でした。その2つは、社によって対象から外れます。 ahamo光・SoftBank 光に乗り換える場合、工事費の残債まで返るかは公式ページからは分かりません。auひかりは逆に、撤去費の記載がありません(挙がっているのは工事費残債と他社ルーターの割賦残債です)。

対象外もはっきり書かれています。auひかりは「他社サービスの月額利用料・従量サービス利用料・ネット以外のサービス(テレビ、その他オプション)の解除料金・パソコン購入などを条件とした契約に係る端末残債・プラン変更手数料」を対象外としています。さらにauひかり/auスマートバリュー・自宅セット割の対象になっている他社のFTTHサービス/KDDIが指定するケーブルテレビからの乗りかえも対象外です。ドコモ光・ahamo光は転用が対象外(フレッツ光からの切り替えは対象にならない)で、モバイルルーター(ポケットWi-Fi)も対象外です。

上限の額がそのまま返るわけではない

ドコモ光・ahamo光・auひかりは、返るのは他社に実際に払った額までと書いています。ただしドコモ光・ahamo光の文は解約金についてのもので、撤去工事費や工事費残債まで同じ扱いかは書かれていません。

解約金が上限ポイントを下回る場合は解約金相当のポイントの進呈となります。

(ドコモ光・ahamo光)

他社サービス解約違約金(税込)が還元額を下回る場合、解約違約金額が上限です。

(auひかり)

SoftBank 光は違う書き方です。 上限が100,000円(モバイルWi-Fiルーターの端末残債は42,000円まで)と書いたうえで、実際の額は「ご提出いただいた証明書に記載されている違約金の合計金額により、キャッシュバック金額が異なります」として、段階表を別紙に置いています。その別紙は取得できていません(後述)。払った額がそのまま返るのか、段階で区切られるのかは、公開されている範囲では分かりません。

この記事の表と並べると、こうなります。1年でやめた場合の費用は0円〜78,446円でした。

上限 出る側の費用(1年)が上限を超える社
100,000円/100,000pt(ドコモ光・ahamo光・SoftBank 光) なし
30,000円(auひかり・戸建て) SoftBank 光41,360円、Fon光36,520円
15,000円(auひかり・戸建てで、プロバイダがAsahi Net・DTIの場合) SoftBank 光41,360円、Fon光36,520円、ドコモ光28,142円、ahamo光27,592円

「同じ社から同じ社へ乗り換える」行は数えていません。 auひかりは、そもそもauひかりからの乗りかえを特典の対象外としています。

BB.excite光とおてがる光から乗り換える場合、返る額は0円です。 出る側に払う費用が0円だからです。おてがる光は、工事費のキャンペーンが適用されている場合に限ります。適用されていなければ工事費22,000円が自己負担なので、そこまでは返りえます。

いつ、どんな形で返るか

現金(普通為替)で返るのはSoftBank 光だけです。

入る側 形 受け取る時期
ドコモ光 dポイント(期間・用途限定) 利用開始月の6か月後の月。有効期限は進呈月を含む6か月
ahamo光 dポイント(期間・用途限定) 利用開始月の6か月後の月。有効期限は進呈月を含む6か月
SoftBank 光 普通為替 課金開始月を1か月目として7か月目に発送
auひかり au PAY 残高+月額の割引 残高は申請受付から約1か月後。割引は最大1,000円/月×最大20か月

auひかりの最大30,000円は、一度に返るのは最大10,000円です。残りの20,000円は月額からの割引で、最大20か月かかります。公式には「割引期間中にauひかりを解約・移転などされた場合、割引の適用は解約・移転月の前月をもって終了します」とあるので、途中でやめると残りは受け取れません。auひかりのプロバイダがAsahi Net・DTIの場合、戸建ての上限は15,000円(残高5,000円+割引10,000円)です。

どれも申請が要る

4社とも、証明書を出さなければ返りません。

  • ドコモ光・ahamo光 — 申込月を含む7か月以内に利用開始し、利用開始月の4か月後の月末までに他社の違約金額が分かる証明書を提出。その時点で契約中かつdポイントクラブ会員であること
  • SoftBank 光 — 申込日から180日以内に課金開始し、課金開始月を1か月目として6か月目の末日までに証明書を提出。その時点で利用中・支払方法の登録済み・支払いの遅延がないこと
  • auひかり — 申込月を含めて12か月以内に「スタートサポート共通申請書」を送付。他社の解約違約金明細のコピーを同封。申請受付の時点でauひかりを解約済みなら対象外。適用は同一設置先で1回のみ

auひかりの特典は、ひかり電話が条件です。 申込みが「ずっとギガ得プラン+電話」であることが適用条件に書かれています。この記事でauひかりの額を「ひかり電話なし」で出しているのとは前提が違います。

この記事の2年総額はどう変わるか

3社は変わりません。auひかりだけ変わります。

ドコモ光・ahamo光のdポイントとSoftBank 光の普通為替は、入る側の料金とは別に受け取るものです。消すのは「出る側の費用」、つまり上の表の0円〜78,446円のほうで、入る側の総額は動きません。

auひかりは違います。最大30,000円のうち20,000円は入る側の月額利用料からの割引(最大1,000円/月×最大20か月)なので、24か月使えば下の総額から最大20,000円が直接引かれます。残高への10,000円だけが、出る側の費用を消す分です。

2年使ってやめた場合の総額(戸建て・セット割なし・ルーターなし・月額+事務手数料+工事費の自己負担+解約金+撤去費)を並べると、こうなります。

入る側 2年でやめた場合の総額 いちばん安い社との差 乗り換え特典の上限(実際に返る額はこれより少ない)
BB.excite光 Classic 115,104円 — なし
おてがる光※ 116,292円 +1,188円 なし
DTI 光※ 131,120円 +16,016円 なし
ahamo光※ 132,092円 +16,988円 最大100,000pt
Fon光 141,592円 +26,488円 なし
ドコモ光※ 150,572円 +35,468円 最大100,000pt
SoftBank 光※ 154,110円 +39,006円 最大100,000円
auひかり(ひかり電話なし・撤去を希望) 209,173円 +94,069円 最大30,000円。ただしひかり電話ありが条件

※は1年・2年の表と同じく、工事費の相殺がキャンペーン・特典の社で、適用されている前提の額です。おてがる光は適用されなければ138,292円になり、DTI 光・ahamo光より高い4位に落ちます。これはおてがる光だけ適用されない場合の順位です。ほかの4社も適用されなければ、ahamo光152,350円・DTI 光156,420円・ドコモ光170,830円・SoftBank 光189,750円に上がります。

auひかりとFon光は3年契約なので、この表には解約金が入っています。auひかりにはさらに撤去費31,680円が入っていて、撤去しなければ177,493円です。auひかりの特典に必要なひかり電話を契約すると、2年でやめた場合の総額は209,943円(差は+94,839円)です(電話代770円と割引770円が打ち消し合い、開通月の1か月分だけ残るため差は770円)。

SoftBank 光は、工事費の割引を8か月目開始と読むと156,090円です。順位は変わりません。

特典で返るのは1回だけです。上限がそのまま返るわけではなく、ドコモ光・ahamo光・auひかりは出る側に払った額まで、SoftBank 光は段階表が取得できていないので上限しか分かりません。一方、月額の差は使っている間ずっと続きます。特典があるから安く済む、とは言えません。 返る額と、入る側で2年間に払う額を、それぞれ自分の条件で並べてください。

出る側と入る側を合わせた1回の乗り換え費用は、上の「入る側を足すと56通りに広がる」で56通りを数えました。そこに出した額も、特典を入れずに数えたものです。

次に契約するとき

解約コストを持たない回線を選べば、この計算自体が不要になります。月額を含めた2年間の支払い総額で安い2社(BB.excite光・おてがる光)は契約期間の縛りも解約金もありません。

なお契約期間の縛りが無い事業者は、この8社では3社です。DTI 光も縛りと解約金はありませんが、工事費26,400円を1,100円×24回で相殺する方式で、割引は開通月の翌月からなので完了は25か月目です。それより前にやめると残債が出ます。1年時点では14,300円でした。「縛りなし」と「やめても0円」は別のことです。

この2社の2年間の支払い総額(戸建て)の差は1,188円しかないので、選択基準は接続方式です。ただしこれはおてがる光の工事費キャンペーンが適用される場合で、適用されなければおてがる光の2年総額は138,292円になり、DTI 光(131,120円)より高くなります(おてがる光だけ適用されない場合の比較です)。BB.excite光は IPv4 PPPoE で混雑時間帯の速度低下が起きやすく、おてがる光は IPv6(v6プラス)が使えます。v6プラスは月165円で、おてがる光の無線LANルーターを借りれば永年無料です。ルーターを借りずにv6プラスだけを付けると、月額でもおてがる光がBB.excite光より77円高くなります。ルーター(両社とも月330円)を借りればv6プラスは無料で、月額はおてがる光が88円安くなりますが、2年総額はBB.excite光123,024円、おてがる光124,212円でBB.excite光が安いままです(ルーター代を入れない場合はBB.excite光115,104円、おてがる光116,292円)。詳細は auひかりの光セット割、スマホ1回線なら実質330円 で総額を比較しています。

2社の分かれ目は1つだけです。 接続方式を優先するならおてがる光(2年総額は1,188円高く、工事費のキャンペーンが適用されない場合は23,188円高い)、総額を優先するならBB.excite光です。どちらを選んでも、この記事で数えた解約コストは0円のままです。

自分の条件(建物の種類・使う年数・スマホのキャリア)で計算したい場合は、光回線の総額シミュレータを用意しています。

この記事の限界

1年と2年で解約した場合の試算です。 経過月数によって残債は変わります。相殺が完了していれば残債はゼロになり、順位も変わります。

解約金がかからない更新月に解約した場合にいくら残るかは、光回線の工事費残債、更新月の解約でも残る3社で別に計算しました。

残債の額は、割引の開始月どおりに数えた額です。 ドコモ光・ahamo光は8か月目、SoftBank 光は7か月目、auひかり・DTI 光は2か月目から、それ以外は1か月目から数えています。工事費の請求側の分割回数と、各社が「1か月目」をどの月から数えるかは、すべて公式ページで確かめられてはいないため、実際の請求額とは差が出ます。正確な額は契約中の会社に問い合わせてください。

auひかりはひかり電話なしが基準です。 ひかり電話ありの額は、1年の場合(合計69,976円)も2年の場合(4通りの表)も本文に併記しました。

1年の表の解約金は、更新月以外に解約した場合です。 更新期間(契約満了月の当月・翌月・翌々月。3年契約のauひかり・Fon光は36〜38か月目)に解約すれば解約金はかかりません。1年の表は最も高くなるケースを示しています。2年の表は、2年契約の社が24か月目で更新期間に入る数え方で、3年契約の社は契約期間の途中なので解約金を入れています。

撤去工事は希望した場合の費用です。 表のauひかりは、撤去を希望する前提で31,680円を入れています。公式ページでは解約後も引込設備が残るとされていて、撤去を希望しなければこの費用はかからず、1年時点の合計は46,766円(ひかり電話なし)です。

工事費の相殺がキャンペーン・特典の社は、適用されている前提です。 適用されない場合の額は本文に書きました。

マンションは条件が異なります。 解約金は戸建てより低い社が多く(auひかり マンション タイプVは2,290円)、工事費の条件は、公式で確かめたドコモ光・ahamo光・auひかりのうち、戸建てと違うのはauひかりだけです(マンション タイプVは初期費用33,000円を23回の割引)。マンションで8社を並べた結果は別にまとめました。

乗り換え先の特典は、表の額には含めていません。 別の節にまとめました。表の額は「特典を使わなかった場合」です。調べたのは、この記事で比べている8社だけです。 ここに無い事業者の特典は分かりません。

SoftBank 光のキャッシュバック額の段階は取れていません。 公式は「ご提出いただいた証明書に記載されている違約金の合計金額により、キャッシュバック金額が異なります」として段階表を「別紙1」(提供条件書のPDF)に置いていますが、www.softbank.jp の robots.txt が該当ディレクトリのPDFを Disallow しているため取得していません。書いているのは上限の100,000円までです。

特典が今日も受けられるかは確かめられていません。 4社とも終了日の記載がなく、ドコモ光にいたっては開始日も書かれていません(ahamo光は2024年5月17日から、SoftBank 光は2016年1月15日から、auひかりは2023年6月1日から)。どれも「予告なく変更・終了する場合があります」とされています。

料金と条件は改定されます。この記事の数値は2026年9月15日(乗り換え特典は2026年9月21日)に取得した情報によるもので、解約や契約の前には必ず各社の公式情報を確認してください。

追記(2026年9月21日)

「乗り換え先が違約金を負担してくれるか」に答える節を足しました。この記事はもともと「出る側にいくらかかるか」だけを数えていて、そこは変えていません。1年・2年でやめた場合の額も、順位も、2026年9月15日の計算のままです。

足したのは、8社の公式ページで乗り換え特典の有無・上限・対象・返り方・条件を取り直した結果と、入る側の2年総額です。あわせて、それまで本文にあったahamo光1社ぶんの記述(最大100,000pt)を、4社を並べた節に置き換えています。

同じ日に、読み合わせの指摘で次も足しました。表の額を自分で確かめられるように、8社の工事費と相殺の方法を並べた表(「なぜ残債が残るのか」の中)。Fon光の33,000円とauひかりの42,036円が、どう計算した額かを本文に書いていませんでした。額は変えていません。

さらに同じ日、別々に出していた「光回線を2年で乗り換える費用は最大90,703円。56通りで計算」をこの記事に統合しました。同じ8社・同じ取得日のデータから「2年でやめた場合」と同じ数字を使っていて、内容が重なっていたためです。足したのは「入る側を足すと56通りに広がる」と「どこへ行くかより、どこから出るか」の2節で、出る側の額も順位も変えていません。 元の記事は公開を取り下げ、そのURLはこのページへ転送します。


出典:各社公式サイト(ドコモ光・ahamo光・SoftBank 光・auひかり・Fon光・おてがる光・BB.excite光・DTI 光)の料金ページおよびキャンペーン条件ページを2026年9月15日に、乗り換え特典のページを2026年9月21日に取得して集計。

よくある質問

光回線の解約にはいくらかかりますか?

解約金だけでなく、工事費の残債と撤去工事費を合計する必要があります。契約1年で解約した場合、0円だったのはBB.excite光と、工事費のキャンペーンが適用されている場合のおてがる光でした。最も高いauひかりは、ひかり電話なし・撤去を希望した場合78,446円です。撤去しなければ46,766円で、それでも8社で最も高い額です(次に高いSoftBank 光は41,360円)。差を作っているのは解約金ではなく残債と撤去費です。

工事費が実質無料でも解約時にお金がかかりますか?

かかります。「実質無料」は工事費を分割払いにして同額を月額から割り引く(またはポイントで返す)方式で、割引が続くのは契約中だけです。途中でやめると分割払いの残りが一括請求されます。相殺の完了は各社11〜36か月かかり、ドコモ光は進呈の開始が利用開始月の7か月後の月からなので完了は31か月目、SoftBank 光は課金開始7か月目からで完了は30か月目または31か月目。2年契約が満了した時点でもまだ終わっていません。

auひかりの撤去費用はいくらですか?

2018年3月1日以降の申込では、撤去を希望した場合31,680円です。公式ページでは、解約後も引込設備(光ファイバーケーブルと光コンセント)が残り、撤去を希望した場合にかかる費用とされています。他社では発生しない項目で、ひかり電話なし・撤去を希望した場合の1年解約時の総額78,446円のうち40%を占めます。

乗り換え先が違約金を負担してくれますか?

この記事で比べた8社のうち4社に特典があります(2026年9月21日に公式ページを取得)。ドコモ光は他社の解約金・撤去工事費・工事費残債などに対してdポイント(期間・用途限定)最大100,000ポイント、ahamo光は解約金・撤去工事費・端末残債に対して同じく最大100,000ポイント、SoftBank 光は契約解除料金・撤去費用・端末残債に対して普通為替で最大100,000円、auひかりは解約違約金相当額(年間契約解除料・工事費残債など)に対して最大30,000円(au PAY 残高への最大10,000円と、月額からの最大20,000円の割引)です。おてがる光・BB.excite光・Fon光・DTI 光は公式に記載が見つかりませんでした。上限の額がそのまま返るわけではありません。 ドコモ光・ahamo光・auひかりは「他社に実際に払った額が上限」と書いています。SoftBank 光は違う書き方で、実際の額は違約金の合計に応じた段階で決まるとして段階表を別紙に置いており、その別紙は取得できていません。この記事の表で0円だったBB.excite光・おてがる光からの乗り換えなら、返る額も0円です。どれも証明書の提出が要り、ドコモ光・ahamo光は転用が対象外、auひかりはひかり電話の契約が条件です。

違約金を負担してもらえるなら、その会社にしたほうが得ですか?

この記事の計算からは言えません。 ドコモ光・ahamo光のポイントとSoftBank 光の普通為替が消すのは「出る側に払う費用」で、この記事の表の0円〜78,446円のほうです。入る側の料金は別にかかります。2年使ってやめた場合の総額(戸建て・セット割なし・ルーターなし・工事費のキャンペーンは適用される前提)は、BB.excite光115,104円、おてがる光116,292円、DTI 光131,120円、ahamo光132,092円、Fon光141,592円、ドコモ光150,572円、SoftBank 光154,110円、auひかり209,173円(ひかり電話なし・撤去を希望)でした。auひかりだけは例外で、最大30,000円のうち20,000円が入る側の月額からの割引なので、この総額から直接引かれます。特典で返るのは1回だけです。ドコモ光・ahamo光・auひかりは出る側に払った額が上限で、SoftBank 光は段階表が取得できていないため上限しか分かりません。一方、月額の差は使っている間ずっと続きます。

2年の契約満了でやめれば、費用はかかりませんか?

解約金はかかりませんが、工事費の自己負担が残る社があります。 解約金がかからないのは、契約満了月から翌々月までの更新期間にやめた場合です。契約から24か月でやめた場合、割引で打ち消されない工事費は、ドコモ光・ahamo光が8,342円、SoftBank 光が11,880円でした(工事費の特典が適用されている場合)。工事費の相殺が30〜31か月目まで続くためです。0円だったのは、BB.excite光と、工事費のキャンペーンが適用されている場合のおてがる光です。同じく縛りのないDTI 光は、相殺の完了が25か月目なので1,100円残ります。3年契約のFon光とauひかりは、24か月ではまだ契約期間の途中なので解約金もかかり、合計はFon光20,020円、auひかり70,903円(ひかり電話なし・撤去を希望した場合)です。