マンションの光回線8社、最安は月3,608円
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この記事の根拠
- 独自集計 光回線8社のうちFon光のみ集合住宅向けの料金設定が存在せず、戸建てと同額の4,928円である
- 独自集計 2年総額で並べるとFon光は戸建て5位からマンション8位へ3つ下降し、SoftBank 光は7位から5位へ上昇する
「マンションだから光回線は安い」と説明されることがあります。8社を計算したところ、7社では成立し、1社では成立しませんでした。
そしてその1社は、戸建てで5番目に安いのに、マンションでは最下位になります。
月額の差は0円から1,540円まで開く
各社公式の料金ページから、戸建てと集合住宅の月額を取りました。
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| 事業者 | 戸建て | マンション | 差 | 差率 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光 1ギガ | 5,720円 | 4,400円 | 1,320円 | 23.1% |
| SoftBank 光 1ギガ | 5,720円 | 4,180円 | 1,540円 | 26.9% |
| auひかり ホーム1ギガ | 5,610円 | 4,180円 | 1,430円 | 25.5% |
| ahamo光 1ギガ | 4,950円 | 3,630円 | 1,320円 | 26.7% |
| おてがる光 | 4,708円 | 3,608円 | 1,100円 | 23.4% |
| BB.excite光 Classic | 4,796円 | 3,696円 | 1,100円 | 22.9% |
| DTI 光 | 5,280円 | 3,960円 | 1,320円 | 25.0% |
| Fon光 2ギガ | 4,928円 | 4,928円 | 0円 | 0.0% |
Fon光だけ、公式サイトに戸建てと集合住宅の区分がありません。 建物の種類にかかわらず同じ料金です。
割引がある7社の中でも、差は1,100円から1,540円まで開きます。同じ「マンション割引」でも、事業者によって年間で5,280円ちがいます。
2年総額で並べると順位が入れ替わる
月額だけでは判断できません。事務手数料と、工事費のうち相殺されずに残る分を足します。
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| 順位 | 事業者 | 月額×24 | 事務手数料 | 工事費の自己負担 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | BB.excite光 Classic | 88,704円 | 0円 | 0円 | 88,704円 |
| 2 | おてがる光 | 86,592円 | 3,300円 | 0円 | 89,892円 |
| 3 | DTI 光 | 95,040円 | 3,300円 | 0円 | 98,340円 |
| 4 | ahamo光 1ギガ | 87,120円 | 4,950円 | 6,458円 | 98,528円 |
| 5 | SoftBank 光 1ギガ | 100,320円 | 4,950円 | 10,730円 | 116,000円 |
| 6 | ドコモ光 1ギガ | 105,600円 | 4,950円 | 6,458円 | 117,008円 |
| 7 | auひかり ホーム1ギガ | 100,320円 | 4,950円 | 15,384円 | 120,654円 |
| 8 | Fon光 2ギガ | 118,272円 | 3,300円 | 16,500円 | 138,072円 |
最安のBB.excite光と最下位のFon光で、2年で49,368円の差がつきます。
なお1位のBB.excite光と2位のおてがる光の差は1,188円です。2年でこの額なので、月あたり約50円。この2社は実質同額と考えて構いません。
戸建てとマンションで順位はこう動く
同じ計算を戸建てでも行って、順位を並べました。
| 事業者 | 戸建て | マンション | 変化 |
|---|---|---|---|
| BB.excite光 Classic | 1位 | 1位 | — |
| おてがる光 | 2位 | 2位 | — |
| DTI 光 | 3位 | 3位 | — |
| ahamo光 1ギガ | 4位 | 4位 | — |
| Fon光 2ギガ | 5位 | 8位 | 3つ下降 |
| ドコモ光 1ギガ | 6位 | 6位 | — |
| SoftBank 光 1ギガ | 7位 | 5位 | 2つ上昇 |
| auひかり ホーム1ギガ | 8位 | 7位 | 1つ上昇 |
上位4社は動きません。 動くのは5位以下です。
Fon光が3つ下がるのは、他社がマンションで1,100〜1,540円下げるのに対し、Fon光だけ下げないためです。戸建ての料金表だけを見て決めると、マンションでは最も高い選択になります。
逆にSoftBank 光は割引額が最大(1,540円)なので、2つ上がります。ただし上がっても5位です。
契約前に確認する順序
料金表を比べる前に、確認すべきことがあります。
- 建物に何が導入済みか。管理会社か大家に聞きます。ここで選べる事業者が決まります
- その事業者に集合住宅向けの料金があるか。Fon光のように無い場合があります
- 配線方式。同じ「マンションタイプ」でも光配線とVDSLで実効速度が違います。料金は同じでも速度は同じではありません
- 工事費の相殺が何か月かかるか。途中で解約すると残債になります
1を飛ばして料金だけ調べると、最後に「その事業者は入れない」となることがあります。
自分の条件(建物の種類・使う年数・スマホのキャリア)で計算したい場合は、光回線の総額シミュレータを用意しています。
この記事の限界
工事費の自己負担は概算です。 分割回数と割引の開始月が公表されていない事業者があるため、「工事費 ×(1 − 24 ÷ 相殺完了月数)」で計算しています。実際の請求とは数百円単位でずれることがあります。
Fon光だけ2ギガで、他は1ギガです。 同じ条件の比較ではありません。速度が2倍の商品なので、同額であること自体は不合理ではありません。「マンションで割高になる」という事実と、「損な商品である」という評価は別です。
建物によって契約できる事業者が違います。 この記事は8社すべてが契約可能な場合の比較です。実際には選択肢がもっと少ないのが普通です。
配線方式による速度差は料金に表れません。 同じマンションタイプでも、光配線方式とVDSL方式では実効速度が大きく違います。料金表からは判別できず、建物ごとに確認が必要です。
オプション料金は含めていません。 ルーターのレンタル代などを含めた実際の月額は別の記事で扱っています。
キャンペーンによる一時的な割引は入れていません。 定常の料金表だけで計算しています。
情報は記載の取得日時点のものです。料金は改定されます。
出典:各社公式の料金ページ(ドコモ光・ahamo光・SoftBank 光・auひかり・おてがる光・BB.excite光・Fon光・DTI 光)から戸建・集合住宅の月額、事務手数料、工事費、工事費相殺の条件を取得して計算。