生活費の分岐点

オリコで乗ーるの中途解約は、6年以上なら満了2年前

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車・バイクの維持費 公開 2026-09-29 データ取得 2026-09-28

リース期間6年以上なら、解約金なしで返せるのは満了の 2年前 オリコで乗ーるは月1,100円(税込)〜のオプション、オリックスはプランの特長。月額は非公表で前後は出せない

この記事の根拠

  • 独自集計 オリコで乗ーるの中途解約オプションは、リース期間5年以下は「リース契約開始日から3年目以降」、6年以上は「リース期間満了日の2年前以降」に中途解約金なしで解約できると書かれており、オプション料は月1,100円(税込)〜である オリコで乗ーる公式の中途解約オプションのページ(orico-de-noru.jp/about/option-for-midterm-termination)と FAQ。実クローラのUA(kaizen-watch/0.1)で取得。robots.txt の Disallow は */pre-screening/*・*/thanks*・*/basic-auth* の3系統で、対象パスは非該当 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 リース期間が3年以下は中途解約オプションに加入できず、輸入車はリース期間7年以上の場合のみ加入できると書かれている オリコで乗ーる公式の中途解約オプションのページの注記 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 オリコで乗ーるでリース期間7年・9年を選んだ場合、中途解約オプションの境目は契約開始から5年経過・7年経過にあたる オリコで乗ーる公式の中途解約オプションのページ(満了日の2年前以降という記載から、契約年数を引いたもの) / 2026-09-28取得
  • 独自集計 オリックスカーリースのいまのりセブン(7年契約)は5年経過、いまのりナイン(9年契約)は7年経過で乗り換え・返却が自由になるとプランの特長に書かれており、別料金の記載は見当たらない オリックスカーリース公式のいまのりセブン・ナインのページ(carlease-online.jp/plan/seven/、/plan/nine/) / 2026-09-26取得
  • 独自集計 走行距離は「契約月間走行キロ数×リース期間(月数)」を超えた分に1kmあたり15円で、公式の計算例は契約月間1,000km・86ヵ月なら枠86,000km、返却時87,000kmで15,000円の追徴である オリコで乗ーる公式の中途解約オプションのページ(orico-de-noru.jp/about/option-for-midterm-termination)の「適用条件 詳細」の節。同じ節がオプション3ページに共通で置かれている / 2026-09-28取得
  • 独自集計 見積りツールで選べる月間走行距離は500km・1,000km・1,500km・2,000km・3,000kmの5区分で、契約年数は3年・5年・7年・9年の4つである。FAQには1年から9年までの整数年から自由に選べると書かれている オリコで乗ーる公式サイトのクライアント側スクリプト(assets/main-*.js の LeaseYear.Options・Mileage.Options)と FAQ(orico-de-noru.jp/faq/service) / 2026-09-28取得
  • 独自集計 オリコで乗ーるはリース期間満了時の残価精算を前提とした契約で、査定価格が設定残存価格を下回ると差額が請求される。公式の精算例は残存価格100万円に対し査定110万円で10万円返金、査定95万円で不足額5万円請求、査定100万円で精算不要(いずれも消費税別)である オリコで乗ーる公式の /about と残価保証オプションのページ(orico-de-noru.jp/about/option-for-residual-value-guarantee)の精算例の表 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 残価保証オプション・中途解約オプション・免許返納オプション・安心乗ーるプラスの4つは、いずれも月額が1,100円(税込)〜と表示されていて、上限の記載が見当たらない オリコで乗ーる公式のオプション3ページとメンテナンスプランのページ(orico-de-noru.jp/maintenance-plan) / 2026-09-28取得
  • 独自集計 メンテナンス3プランで、リース料に含まれる5項目(クルマ代・登録諸費用・自動車税・自動車重量税・自賠責保険)は3プランとも○だが、シンプルプランの重量税と自賠責には「登録時のみ」の注記が付き、継続車検・法定点検・エンジンオイルは×である オリコで乗ーる公式のメンテナンスプランのページの比較表と注記 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 免許返納オプションの境目は、オプション詳細ページとFAQでは「契約開始日から3年目以降」、/about のオプション紹介カードでは「リース契約2年経過後」と書かれている オリコで乗ーる公式の /about と免許返納オプションのページ(orico-de-noru.jp/about/option-for-license-surrender) / 2026-09-28取得
  • 独自集計 オリックスカーリースのいまのりは4プランとも走行距離が[経過月数×2,000km]超で8円/kmである オリックスカーリース公式の各プランのページの注記 / 2026-09-26取得
  • 独自集計 カルモくんは7年以上の契約なら走行距離無制限で、7年未満は制限があると書かれている(制限の値と超過の単価は未取得) カルモくん公式(carmo-kun.jp/detail/10014/) / 2026-09-09取得
  • 独自集計 オリックスカーリースのいまのりイレブン・ナイン・セブンの走行距離の注記は「契約満了前に解約・返却される際の」と限定して書かれており、いまのりくんだけ「返却時の」とだけ書かれている オリックスカーリース公式の各プランのページの注記(※2)。原文を data/watch/carlease.json の mileage_text・mileage_text_imanorikun に記録 / 2026-09-26取得
  • 独自集計 安心乗ーるプラスはフルメンテプランのみ付帯可で、メーカー保証終了後の修理限度額は1回あたり50万円・契約期間中の累計100万円、ドライブレコーダーは1回1万円、タイヤパンクは年1回かつ1万円、フロントガラスは年1回かつ5万円である オリコで乗ーる公式のメンテナンスプランのページ(orico-de-noru.jp/maintenance-plan)の安心乗ーるプラスの節 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 走行距離とメンテナンスプランが決まるのは仮審査通過後のオンライン商談で、リース期間中の変更はできないと書かれている オリコで乗ーる公式のFAQ(orico-de-noru.jp/faq/contract)の「オリコで乗ーるの契約の流れを教えてください。」と「リース期間中に契約内容(…走行距離など)の変更はできますか?」 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 契約年数の上限は、オリコで乗ーるが9年、オリックスカーリースが11年(5・7・9・11年の4プラン)、カルモくんが11年(1〜11年の1年刻み)である オリコで乗ーる公式のFAQと、オリックスカーリース公式のプラン一覧、カルモくん公式 / 2026-09-28取得
  • 独自集計 取得時にかかっていた環境性能割は2026年4月1日に廃止されている 地方税法(e-Gov法令API)。廃止前後の条文を突き合わせたもの / 2026-09-21取得

データの取得方法と計算の方針

カーリースの「◯年経ったら解約金なしで返せる」は、会社によって契約に入っているか、月額のオプションかが違います。オリックスカーリースとカルモくんに続けて、オリコで乗ーるを3社目に並べました。

先にひとつ。オリコで乗ーるは途中解約について**「原則、解約することはできません」と書いています。解約金なしで返せるという話は、そのうえで月額のオプションを付けた場合**の条件として出てきます。

7年と9年でそろえると、「満了の2年前」が2社で重なる

オリコで乗ーるの中途解約オプションは、**リース期間6年以上なら「リース期間満了日の2年前以降」**に解約金なしで解約できると書かれています。オリックスカーリースのいまのりも、イレブン・ナイン・セブンの3プランは解約金なしで動けるのが満了の2年前です(5年契約のいまのりくんだけ満了の3年前でした。いまのりの違いは、解約金なしで返せるのが満了の2年前と3年前)。

契約年数7年と9年でそろえて並べました。そろえたときの話です。

横にスクロールできます

会社 契約 解約金なしになる 満了まで どこに書かれているか
オリックス いまのりナイン 9年 7年経過 2年 プランの特長
オリコで乗ーる 9年 7年経過 2年 月1,100円(税込)〜のオプション
オリックス いまのりセブン 7年 5年経過 2年 プランの特長
オリコで乗ーる 7年 5年経過 2年 月1,100円(税込)〜のオプション

オリコで乗ーるの2行は、中途解約オプションに加入した場合の条件です(取得日はオリコで乗ーるが2026年9月28日、オリックスが9月26日)。

そろえた年では、境目の年まで一致します。 違うのは、その条件がプランに入っているか、月額を足して付けるものかです。

どのプランでも同じという話ではありません。 オリックスは5年契約のいまのりくんだけ満了の3年前で、オリコで乗ーるはリース期間5年以下だと満了から数えた書き方になっていません。

表が7年と9年の2つだけなのは、両社に同じ契約年数があるのがこの2つだからです。オリックスのプランは5・7・9・11年で6年と8年がなく、オリコで乗ーるの上限は9年で11年がありません。

オリックスのプランページには、乗り換え・返却が自由になることについて別料金の記載が見当たりません。オリコで乗ーるは**月1,100円(税込)〜**とはっきり額が付いています。

ここから「どちらが安い」は出ません。 どちらの月額も車種ごとの見積りで、プラン一律の額が公式ページにありません。会社をまたいで比べるには月額の土台が要るので、オプション料が付くかどうかだけでは前後が決まりません。 同じ会社の中で「オプションを付けると1,100円(税込)〜足される」ことは書かれていますが、それは他社との差とは別の話です。

数え方の起点が、リース期間で入れ替わる

オリコで乗ーるの境目は、リース期間で2通りに書き分けられています。 どちらも中途解約オプションに加入した場合の条件です。

リース期間 公式の書き方 どこから数えているか
5年以下 リース契約開始日から3年目以降 契約開始
6年以上 リース期間満了日の2年前以降 満了

この表の「5年以下」に実際に残るのは4年と5年です。 3年以下はオプションに加入できないと書かれているためです。4年が入るのは、契約年数が1年から9年までの整数年から選べると書かれているからで(後の節で見ます)、見積りツールで押せる年数(3・5・7・9年)だけで見ると5年だけになります。

6年以上は満了から数えているので、満了までの残りは2年です。契約年数の上限が9年なので6〜9年のどれを選んでも2年で、6年契約なら4年経過、9年契約なら7年経過にあたります。

オリックスは4プランとも契約開始から数えていて(9年経過・7年経過・5年経過・2年経過)、満了までの残りはイレブン・ナイン・セブンが2年、いまのりくんだけ3年でした。同じ「満了の2年前」に見えても、規定の書き方の向きが違います。

加入できない場合も書かれています。

  • リース期間が3年以下は中途解約オプションに加入できない
  • 輸入車は、リース期間が7年以上の場合のみ加入できる

短く借りたい側から見ると、3年以下では中途解約オプションによる道が用意されていません。ほかに解約金なしで返せる道があるかどうかは、公式ページに記載が見当たりません。

「3年目以降」が何年経過後かは、決められなかった

5年以下の「契約開始日から3年目以降」は、満了から数え直していません。「3年目以降」が何年経過後を指すのかを、公式ページから決められなかったためです。

手がかりは、同じサイトの別のオプションにありました。免許返納オプションの場合、詳細ページとFAQは「リース契約開始日から3年目以降」と書いていますが、/about のオプション紹介カードは「リース契約2年経過後は免許返納時に違約金なく解約可能!」と書いています。

この2つが同じことを言っているのかどうかは、ページからは決まりません。 「3年目以降」が2年経過後を指すなら2つは同じことで、3年経過後を指すなら1年ずれます。どちらで読むべきかを決められる記載が見当たらないので、当サイトでは決めません。

中途解約オプションのほうは、/about のカードに「契約開始から所定期間経過後は違約金なくカーリース解約可能!」とだけ書かれていて、年数が入っていません。同じ「3年目以降」を別の言い方にした例は、こちらには見当たりません。 そのため5年以下については公式の言葉のまま「契約開始日から3年目以降」として扱い、満了からの引き算はしていません。

ここから先は、解約以外でも3社で書き方が違った点です。

走行距離は式が同じで、枠の決め方と単価が違う

3社を並べました。

会社 枠の決め方 超過の単価
オリコで乗ーる 契約で決めた月間走行キロ数 × 返す時点までの月数 15円/km
オリックス いまのり 2,000km(プラン共通の固定) × 経過月数 8円/km
カルモくん 7年以上の契約なら無制限 —(7年未満の単価は取得していない)

並べた3社のうち、式が書かれているのは2社です。 その2社は形が同じで、1か月ぶんの枠を月数ぶん足して、超えた分に単価を掛けます。違うのは枠を契約で決めるか固定かと、単価です。

いつの返却に効くと書かれているかも違います。 オリックスのイレブン・ナイン・セブンの注記は「契約満了前に解約・返却される際の走行距離が」と限定して書かれていて(いまのりくんだけ「返却時の」とだけ書かれています)、オリコで乗ーるは残価保証オプションを付けた満了時の返却でも過走行の追徴が残ると書かれています。満了まで乗る前提なら、この限定の有無で効き方が変わります。

カルモくんの「無制限」は7年以上の契約の話で、7年未満は制限があると書かれています。 その制限の値と超過の単価は取れていないので、表の単価は空けてあります。取得日は、オリコで乗ーるが2026年9月28日、オリックスが9月26日、カルモくんが9月9日です。

オリコで乗ーるの見積りツールで選べる枠は500km・1,000km・1,500km・2,000km・3,000kmの5区分でした。ここで2,000kmを選んだときだけ、枠の数までオリックスとそろいます。そのとき残る違いは単価で、15円/kmと8円/kmです。

これは枠を超えた分の単価だけを見た比較で、月額の土台は入っていません。 枠の決め方が違う2社なので、単価だけを並べて安いほうを決めることはできません。

公式ページに計算例が載っています。契約月間走行キロ1,000km・リース期間9年で、解約日までが86ヵ月のときです。

見るもの 公式ページの値
枠(前提) 1,000km × 86ヵ月 = 86,000km
返却時 85,500km のとき 超過なし・追徴なし
返却時 87,000km のとき 1,000km超過 × 15円 = 15,000円

判定に使うのは「クルマの返却時点の走行距離」で、契約月間走行キロ数×解約日までのリース期間(月数)と比べます。満了まで乗ったかどうかではなく、返す時点までの月数で枠が決まる書き方です。

枠は途中で動かせません。「リース期間中に契約内容(メンテナンス付帯有無/メンテナンスプラン変更/走行距離など)の変更はできません」と書かれています。枠を決める場所も書かれていて、契約の流れは「仮審査通過後に、オンラインで弊社営業担当と一緒に①グレード・カラー・オプションなどのクルマの仕様②月間走行距離・メンテナンスプランなどのリース契約内容を細かくご確認のうえ、ご契約(本契約)に進みます」です。決めるのはこの1回で、あとから変えられない書き方です。

オリックスの枠を途中で変えられるかどうかは、取得した範囲に記載が見当たりません。

2,000kmという数は、超過の判定とは別のところにも出てきます。スケジュール点検の周期が、契約月間走行距離2,000km未満なら6か月毎、2,000km以上なら3か月毎です。同じ2,000kmが、距離の枠と点検の周期の両方で境目になっています。

満了時の残価精算を明記していたのは、オリコで乗ーる

オリコで乗ーるの /about には、こう書かれています。「オリコで乗ーる」はリース期間満了時に「残存価格(残価)」の精算を前提とした契約で、満了時に「残存価格」と「査定価格」の差額を精算します。査定が残価を上回れば差額の返金、下回れば差額(不足額)の請求です。

残価保証オプションのページに精算例が載っています(いずれも消費税別の表記)。

契約時の残存価格 満了時の査定価格 差引金額 精算
100万円 110万円 +10万円 10万円を返金
100万円 95万円 -5万円 不足額5万円を請求
100万円 100万円 0万円 精算不要

公式ページの表の3行目は、差引の欄が「0万」と表記されています。

残価保証オプション(月1,100円(税込)〜)を付けると、この差額精算が不要になると書かれています。ただし残るものもあります。

  • 過走行は、距離超過分1kmあたり15円の追徴
  • 原状回復なし+査定額減は、原状回復費用の追徴

このうち原状回復の減額分については上限が書かれていて、「減額分追徴は『査定減額分(予定残価ー満了時残価)』を限度として追徴します」とあります。ここでの「予定残価」「満了時残価」は上の表の契約時の残存価格と満了時の査定価格にあたると読めますが、言葉を言い換えた注記は見当たりません。 過走行の15円/kmのほうに上限の記載は見当たりません。

満了後の選択肢は4つです。新契約(新しいクルマに乗り換え)・再契約(同じクルマで延長)・名義変更(買取り)・返却で、契約内容に応じて選べると書かれています。「もらえる」という言い方は、取得したページには見当たりません。 自分名義にする条件は、設定残存価格0円なら満了まで払い終わった時点で名義変更、残価ありなら残価分を全額払ってから名義変更です。

オリックスのいまのりイレブン・ナインは「契約期間満了後はクルマが自分のモノになります」と書かれていて、取得した範囲に残価精算の記載は見当たりません。 カルモくんは追加の「もらえるオプション」で7年以上の契約が条件で、こちらはオプションの月額の記載が見当たりません(カルモくんについては、残価精算の記載自体を取得していません)。満了後の扱いの違いはカーリースの車検代は、11年で440,880円だったでも並べています。

3社とも「最後は自分のものにできる」と読める書き方をしていますが、そこに至る条件の形が3通りです。 ただしオリックスはプラン単位で書きぶりが違い、5年契約のいまのりくんのページには、もらえるという記載が見当たりません。

オプション料は、4つとも下限だけの表示だった

オリコで乗ーるのオプションは、月額の表示がそろっています。

オプション 月額の表示 何が変わるか 付ける条件
残価保証オプション 1,100円(税込)〜 満了時の差額精算が不要になる 原状回復と、走行距離が枠の内におさまっていること
中途解約オプション 1,100円(税込)〜 途中解約の解約金が不要になる 3年以下は加入不可、輸入車は7年以上のみ
免許返納オプション 1,100円(税込)〜 免許返納時の解約金が不要になる 契約開始日から3年目以降。交通違反などによる取消は対象外
安心乗ーるプラス 1,100円(税込)〜 メーカー保証終了後の修理などをカバーする フルメンテプランのみ付帯可

免許返納オプションに、中途解約オプションのようなリース期間による加入の制限があるかどうかは、記載が見当たりません。

4つとも下限だけの表示で、上限や決まり方の記載が見当たりません。 残価保証オプションには「オプション料は、予告なく価格変更する場合があります」という注記も付いています。付帯の相談は仮審査通過後のオンライン商談と書かれているので、足す額が申し込む前には分かりません。

安心乗ーるプラスはフルメンテプランのみ付帯可で、限度額が書かれています。メーカー保証終了後の修理は1回あたり50万円まで・契約期間中の累計100万円まで、ドライブレコーダーは1回あたり1万円まで、タイヤパンクは年1回かつ1万円まで、フロントガラスは年1回かつ5万円までです。

車検が月額に入るかは、同じ会社の中でも分かれる

オリコで乗ーるのメンテナンスプランは3つあります。公式ページの表です。

項目 フルメンテ ライトメンテ シンプル
クルマ代 ○ ○ ○
登録諸費用 ○ ○ ○
自動車税 ○ ○ ○
自動車重量税 ○ ○ ○(登録時のみ)
自賠責保険 ○ ○ ○(登録時のみ)
継続車検 ○ ○ ×
法定点検 ○(※2) ○(※2) ×
スケジュール点検 ○(※3) ○(※3) ×
エンジンオイル ○(※4) ○(※4) ×
油脂類の交換・補充 ○(※5) × ×
消耗品などの交換 ○ × ×
バッテリーの交換 ○ × ×
一般整備 ○ × ×
代車 ○(※6) × ×
タイヤ交換(オプション) △(※7) × ×
安心乗ーるプラス(オプション) △(※8) × ×

上の5項目は3プランとも○です。 ただしシンプルプランの重量税と自賠責には「登録時のみ」の注記が付きます。継続車検から下が、プランで分かれる境目です。下2行の△はオプションで、フルメンテプランだけに付けられると書かれています。

○に付いている注記も、範囲を決めています。

注記 中身
※1 登録時のみ
※2 乗用車・軽自動車は12か月毎、貨物車は6か月毎、バス事業用は3か月毎
※3 契約月間走行距離2,000km未満は6か月毎、2,000km以上は3か月毎
※4 軽自動車・ディーゼル車は5,000km毎または1年経過毎、ガソリン車は10,000km毎(ターボ車は5,000km毎)または1年経過毎
※5 エンジンオイル以外の油脂類の交換・補充が対象
※6 メンテナンス時に入庫から48時間までの代車を提供
※7 夏タイヤ・冬タイヤそれぞれ1セットか本数制限なし、保管の有無を選ぶ
※8 フルメンテプランのみ付帯可

「○」でも入庫から48時間までの代車、というところまで書かれています。 そのうえで「上記は概要で一部メンテナンスプランに含まれない部品やメンテナンスがあります」「リース会社、車種、リース期間、月間走行距離によってメンテナンスプランが適用できない場合があります」とも書かれています。

シンプルプランについては「車検やメンテナンスが付いておりませんので、お客さまご自身で整備工場へご依頼ください。また、そのときにかかるメンテナンス費用はお客さまにご負担いただきます」と書かれています。

同じ会社の中に、車検が入るプランと入らないプランがあります。 会社どうしで違うだけではありません。カルモくんは車検点検費用が月額に入らず有料のメンテナンスプランを足す形で、オリックスは車検無料クーポンが契約に付く形でした(カーリースの車検代は、11年で440,880円だった)。3社で3通りです。

なお、公式が「クルマに関わる各種税金」としてまとめているのは自動車税・重量税・自賠責保険料の3つです(自賠責保険料は税ではありません)。一方、買うときにかかっていた環境性能割は廃止されています(環境性能割は2026年4月1日に廃止。本則から206回消えた)。

契約年数の幅が、同じサイトの中で2通りに書かれている

契約年数の書き方も1つではありません。

どこ 書かれている幅
FAQ 1年から9年までの整数年から自由に選べる
FAQ(同じ答えの続き) サイト上では簡易的に3年・5年・7年・9年のプランを掲載
見積りツール 3年・5年・7年・9年の4つ

FAQは1〜9年と書いたうえで、続けて「仮審査通過後のオンライン商談時にお気軽にご相談ください」と書いています。画面で押せるのは4つです。 中古車については「残っている車検期間などを考慮して最適な契約期間をご提案いたします」とあります。

上限で見ると、オリコで乗ーるは9年までです。オリックスは5・7・9・11年の4プランで11年があり、カルモくんは1〜11年の1年刻みでした。11年を選べるのは3社のうち2社という並びになります。

確かめる順番

3社を突き合わせて、先に見ておくと違いが出たのはこの3つでした。

  1. 解約金なしで返せる条件が、プランに入っているのかオプションなのか。 境目の年が同じでも、置き場所が違う
  2. 走行距離の枠を誰が決めるのか、超過の単価はいくらか、途中で変えられるのか。 式が同じでも、枠と単価で別物になる。オリコで乗ーるは途中で変えられないと明記されていて、ほかの2社については記載が見当たらなかった
  3. 満了時に残価の精算があるのか。 精算がある契約では、満了時に請求が来る場合がある

この記事の限界

月額は載せていません。 オリコで乗ーるの掲載額は「あくまで概算表示となっております」と明記されていて、カラー・グレード・オプションで変わると書かれています。プラン一律の額が無いので、月額での比較はしていません。

どこが安いとは書いていません。 同じ車種・同じ年数で総額をそろえた計算をしていないので、言えません。

「満了の2年前」は、契約年数7年と9年でそろえたときの一致です。 すべてのプランで同じという話ではありません。オリコで乗ーるはリース期間6年以上の区分の条件で、オプションに加入した場合の話です。

カルモくんの中途解約の条件と、7年未満の走行距離の制限は取得していません。 取っているのは契約年数の幅・含まれる費用・走行距離・満了後の扱いまでです。解約金なしで返せる年の比較は、オリックスとオリコで乗ーるの2社ぶんです。

5年以下の境目を満了から数え直していません。 「3年目以降」の読み方が公式ページの中で1つに定まらないためです。

メンテナンスプランの月額は取れていません。 3プランの含まれる範囲の表はありますが、プランごとの料金表が見当たりません。

取得日時点の記載です。 2026年9月28日に公式サイトを取りました。以前この題材で「実クローラで接続できない」と記録していたのはドメインが変わっていたためで、公式サイトは別の住所に移っています。条件は変わります。


出典:オリコで乗ーる公式サイト(orico-de-noru.jp)の「オリコで乗ーるとは」「残価保証オプションとは」「免許返納オプションとは」「中途解約オプションとは」「メンテナンスプランとは」「FAQ-よくある質問」の各ページ。2026年9月28日に実クローラのUAで取得。比較に使ったオリックスカーリースとカルモくんの条件は2026年9月9日・9月26日に取得したもの。

よくある質問

オリコで乗ーるは何年目から解約金なしで解約できますか?

中途解約オプションを付けた場合の条件として、2通りが書かれています。 リース期間5年以下は「リース契約開始日から3年目以降」、リース期間6年以上は「リース期間満了日の2年前以降」です。数え方の起点が入れ替わっていて、5年以下は契約開始から、6年以上は満了から数えています。オプション料は月1,100円(税込)〜と書かれています。なおリース期間が3年以下はオプションに加入できないと書かれていて、輸入車はリース期間7年以上の場合のみ加入できると書かれています。

オプションを付けないと途中で解約できませんか?

「原則、解約することはできません」と書かれています。 事故で全損となって途中解約になった場合は、残リース料・事務手数料などの中途解約金を負担することになるとあります。額については「個別のリース状況によって異なるため、金額の例示はできかねます」と明記されていて、代わりに式が載っています。項は7つで、中途解約金=①未払リース料+②遅延損害金+③残期間分リース料+④事務手数料+⑤残存価格ー⑥未経過費用ー⑦車両査定価格です。中途解約オプションと免許返納オプションを付けた場合は、オプションに定める条件内なら解約金なしで解約できると書かれています。

オリックスカーリースと条件は同じですか?

境目の年は7年契約と9年契約で一致しますが、書かれている場所が違います。 オリックスのいまのりセブン(7年契約)は契約開始後5年経過、いまのりナイン(9年契約)は7年経過で乗り換え・返却が自由になると、プランの特長として書かれています。別料金の記載は見当たりません。オリコで乗ーるでリース期間7年・9年を選んだ場合、満了の2年前は同じく5年経過・7年経過にあたりますが、これは月1,100円(税込)〜の中途解約オプションを付けた場合の条件として書かれています。どちらが安いかはここでは言えません。 オリックスの月額もオリコで乗ーるの月額も、車種ごとの見積りで、公式ページに一律の額が無いためです。

走行距離の制限はどうなっていますか?

契約時に決めた月間走行キロ数を月数ぶん足した枠で、超えた分は1kmあたり15円と書かれています。 判定は「クルマの返却時点の走行距離」が「契約月間走行キロ数×解約日までのリース期間(月数)」を超えているかです。公式ページの計算例では、契約月間走行キロ1,000km・リース期間9年で解約日までが86ヵ月なら枠は86,000kmになり、返却時85,500kmなら追徴なし、87,000kmなら1,000km超過で15,000円の追徴です。見積りツールで選べる枠は500km・1,000km・1,500km・2,000km・3,000kmの5区分でした。なおリース期間中に走行距離の変更はできないと書かれています。

返すときに追加で請求されることはありますか?

設定残存価格より満了時の査定価格が低い場合は、差額を負担すると書かれています。 公式ページの精算例は、契約時の残存価格100万円に対して満了時の査定価格が110万円なら10万円を返金、95万円なら不足額5万円を請求、100万円なら精算不要です(いずれも消費税別の表記)。この差額精算を不要にする残価保証オプション(月1,100円(税込)〜)もありますが、それを付けても過走行は距離超過分1kmあたり15円の追徴が残り、原状回復をしていない状態で査定額が下がった場合は原状回復費用の追徴が残ると書かれています。額は車種と契約で変わるので、決まっているのは精算のしかたです。

満了したら車はもらえますか?

「もらえる」という言い方は、取得したページには見当たりません。 満了後は新契約(新しいクルマに乗り換え)・再契約(同じクルマで延長)・名義変更(買取り)・返却の4つから契約内容に応じて選べると書かれています。自分名義にする条件は「設定残存価格0円の場合でリース期間満了まで月々のお支払い終了時に、名義変更によりご自身名義で所有できます」「設定残存価格ありの場合でも、残存価格分を全額お支払いいただいた後、名義変更によりご自身名義で所有できます」です。名義変更や乗り続けるために必要な車検代は客負担と書かれています。