カーリース3社、満了後に車をもらう条件が3通り
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漫画でわかる全10コマ
この記事の計算を漫画にしました。コマは横に送って読めます。










この記事の根拠
- 独自集計 おトクにマイカー 定額カルモくんのもらえるオプションは、7年以上の契約が条件で、新車全車種が対象、リース契約後の途中加入は不可。契約満了時に追加精算なしと書かれているが、オプションの月額は公式ページに記載が見当たらない
- 独自集計 オリックスカーリースのいまのりは、イレブン(11年)とナイン(9年)が契約期間満了後にクルマがもらえる。セブン(7年)はもらうか返却してキャッシュバックを受けるかの2択。いまのりくん(5年)のページにはどちらの記載も見当たらない
- 独自集計 オリコで乗ーるは残存価格の精算を前提とした契約で、満了後は新契約・再契約・名義変更(買取り)・返却の4つから選ぶ。残存価格0円なら満了時の名義変更で自分名義になり、残存価格ありの場合は残価を全額払った後に名義変更と書かれている
- 独自集計 オリコで乗ーるは、返却時に査定価格が設定残存価格より低い場合は差額を負担すると明記している
カーリースの説明で「契約が終わると車がもらえる」という言い方をよく見ます。3社の公式ページを並べると、その「もらえる」に至る条件が3通りに分かれていました。
同じ言葉で呼ばれていても、前提が違います。
3社の満了時
| 満了後に自分のものにする条件 | 返すとどうなるか | |
|---|---|---|
| おトクにマイカー 定額カルモくん | 7年以上の契約+もらえるオプション(新車全車種。契約後の途中加入は不可。月額は非公表) | 取得していない |
| オリックスカーリース いまのり | イレブン(11年)・ナイン(9年)は満了後にもらえる。 セブン(7年)はもらうか返却してキャッシュバックかの2択 | セブンは返却でキャッシュバック |
| オリコで乗ーる | 残存価格を全額払って名義変更(残存価格0円の契約なら満了時の名義変更のみ) | 査定価格が設定残存価格より低いと差額を負担 |
いまのりくん(5年)のページには、もらえるともキャッシュバックとも書かれていませんでした。記載が見当たらないというところまでで、もらえないと確かめたわけではありません。
「もらえる」がオプション扱いの社がある
カルモくんは、もらえるオプションの条件をこう書いています。
7年以上の新車カーリース契約でご加入いただけます
新車全車種が対象で、リース契約後の途中加入はできないとも書かれています。つまり契約するときに決める必要があります。
満了時については「契約満了時に追加精算なし」と書かれています。名義変更などの事務手続きの経費は客負担です。
ただし、このオプションが月いくらかは公式ページに記載が見当たりません。 もらえる条件・対象車種・加入のタイミングは書かれているのに、額だけが見つかりません。本文のほかに画像の alt、title、aria-label、ページが配るデータまで走査しましたが、額に当たる記載はありませんでした。見積りの画面は審査の申し込みにつながっていて、そちらにも静的な記載がありません。
オリックスは、プランによって標準で付く
いまのりは、契約年数ごとに4つのプランがあります。満了後の扱いは一律ではありません。
- いまのりイレブン(11年):公式ページの原文は「契約期間満了後はクルマが自分のモノになります」
- いまのりナイン(9年):同じく、満了後は自分のものになる
- いまのりセブン(7年):もらうか、返却してキャッシュバックを受けるかの2択
- いまのりくん(5年):どちらの記載も見当たらない
年数の長い2つは、追加のオプションなしで「もらえる」と書かれています。カルモくんの7年以上+オプションという形とは、条件の作り方が違います。
オリコは「もらえる」と書いていない
オリコで乗ーるの説明には、「もらえる」という言い方が出てきません。代わりに名義変更という言葉を使います。
設定残存価格0円の場合でリース期間満了まで月々のお支払い終了時に、名義変更によりご自身名義で所有できます。また、設定残存価格ありの場合でも、残存価格分を全額お支払いいただいた後、名義変更によりご自身名義で所有できます。
残存価格が0円の契約なら、満了時の名義変更で自分の名義になります。 残存価格が残っている契約なら、その分を全額払ってからになります。名義変更や乗り続けるために必要な車検代は客負担と書かれています。
満了後の選択肢は4つあると書かれています。
リース期間満了後は新契約(新しいクルマに乗り換え)、再契約(同じクルマでリース契約の延長)、名義変更(買取り)、返却から契約内容に応じて選べます。
返す側を選んだときだけ出てくる精算
オリコで乗ーるは、返却を選んだ場合の精算を明記しています。
リース期間満了後に車両返却をご希望で、返却いただく車両の査定価格が設定残存価格より低い場合は、差額をお客さまにご負担いただきます。
残存価格は契約時にリース会社が設定して契約者に明示するもので、契約月間走行キロや自然減耗・損傷を考慮して決めると説明されています。内外装が著しく損傷している場合は、修復してから返却するようにとも書かれています。
もらう側を選べば、この精算は出てきません。 残価を全額払う形になるためです。どちらを選ぶかで、満了時にかかるものが変わります。
総額では比べていません
3社の「もらって終わるまでの総額」は出していません。揃えるための数字が欠けています。
- カルモくんはもらえるオプションの月額が公表されていない
- オリックスのいまのりは車種ごとの見積りで、プラン一律の月額が公式ページに無い
- オリコで乗ーるは公式サイトの月額を「あくまで概算表示」と明記している
月額を並べられない以上、どれが安いとは書けません。 決まっているのは、満了時にどういう手続きになるかという条件のほうです。
契約年数そのものが月額をどう動かすかは、1社ぶんなら数えられました(カーリースの月額、6年→7年で上がるのは101車種)。中途解約のほうの条件はオリコで乗ーるの中途解約は、6年以上なら満了2年前といまのりの違いは、解約金なしで返せるのが満了の2年前と3年前にあります。
確かめる順番
- 満了後にどうしたいかを先に決める。 もらうつもりなのか、返すつもりなのかで、見るべき条件が変わります
- もらうつもりなら、それが標準か、オプションか、残価の全額払いかを確かめる。 3社で3通りでした
- オプションなら、契約後に付けられるかを確かめる。 カルモくんは途中加入不可と書かれています
- 返すつもりなら、残価精算があるかを確かめる。 オリコで乗ーるは差額を負担すると明記しています
この記事の限界
公式ページを取った日は3社でばらけています。 カルモくんが2026年10月4日、オリックスが2026年9月26日、オリコで乗ーるが2026年10月1日です。そのあとに条件が変わっていれば、この記事は古くなります。
3社しか並べていません。 ニコノリ(nikonori.jp)は当サイトのクローラで接続できず、リースナブル(leasonable.com)は robots.txt がクローラを拒否しているので取得していません。ブラウザのふりをして取りに行くことはしません。
もらうまでの総額に要る額は、取れていません。 もらえるオプションの月額、オリックスのプラン別月額、オリコの残存価格は、いずれも公式ページから取得できませんでした。
ただし、公表されている額が2つあります。
- いまのりセブン(7年)の返却キャッシュバックは、契約時の年間リース料(月々12回+ボーナス加算額2回)の20%
- **オリコで乗ーるの残価保証オプションは月1,100円(税込)〜**で、これを付けると満了時の差額精算が不要になると書かれています
後者は、この記事の比較軸にそのまま効きます。カルモくんは「もらう」が有料オプション(月額は非公表)、オリコで乗ーるは「差額精算を消す」が有料オプション(月1,100円〜で公表)という対比になります。
カルモくんの返却側の条件は取得していません。 7年未満の契約での走行距離の制限も、制限があるとは書かれていますが額が取れていません。