生活費の分岐点

電気代の補助金はいくらだった?3年9か月で39,300円

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電気・ガス 公開 2026-09-18 データ取得 2026-09-02

3年9か月で受けた支援は 39,300 月300kWhの場合。うち43%は最初の8か月に集中

この記事の根拠

  • 独自集計 月300kWhの家庭が2023年1月から2026年9月までに受けた電気料金支援は累計39,300円である 資源エネルギー庁「電気・ガス料金負担軽減支援事業」の低圧(一般家庭)向け値引き単価の全履歴を、期間ごとの月数と月300kWhで積算 / 2026-09-02取得
  • 独自集計 45か月のうち13か月は支援が無く、累計の42.7%は最初の8か月に集中している 同じ単価履歴から、単価0円の期間の月数と、2023年1〜8月分の合計を計算 / 2026-09-02取得

データの取得方法と計算の方針

政府の電気・ガス料金支援で公表されているのは、値引き単価(円/kWh)です。 世帯ごとに合計いくらになったのかは示されていません。

単価の全履歴を月数で積算しました。

説明漫画。月300kWhの家で、45か月に引かれた額は39,300円。21,000円+7,890円+3,810円+6,600円=39,300円
数字の出典:資源エネルギー庁「電気・ガス料金負担軽減支援事業」

3年9か月で39,300円

月300kWhの家庭の場合です。

累計 39,300円
対象期間 45か月(2023年1月〜2026年9月使用分)
支援があった月 32か月
支援が無かった月 13か月
支援があった月の平均 1,228円/月
最も高かった単価 7円/kWh

使用量に比例します。月150kWhなら19,650円、月450kWhなら58,950円です。

45か月のうち13か月は支援がありませんでした。 全期間の29%です。「ずっと補助されていた」わけではありません。

最初の8か月に集中している

2023年 2023年: 21,000円 21,000円 2024年 2024年: 7,890円 7,890円 2025年 2025年: 3,810円 3,810円 2026年 2026年: 6,600円 6,600円
月300kWhの家庭が受けた電気・ガス料金支援の額(年ごと)。2023年1月から2026年9月までの累計は39,300円で、そのうち42.7%は最初の8か月に集中している。期間中13か月は支援が無かった。資源エネルギー庁の値引き単価の履歴から積算。
支援額 累計に占める割合
2023年 21,000円 53.4%
2024年 7,890円 20.1%
2025年 3,810円 9.7%
2026年 6,600円 16.8%

2023年1月から8月までは単価が7円/kWhでした。月300kWhなら月2,100円です。この8か月だけで16,800円になり、**累計の42.7%**を占めます。

その後は3.5円→1.8円→0円→4円→2.5円→0円…と、途中で4円に上がる時期もはさみながら、上下しつつ途切れる動きが続きました。

支援が無かった期間

期間 月数
2024年6月〜7月 2か月
2024年11月〜12月 2か月
2025年4月〜6月 3か月
2025年10月〜12月 3か月
2026年4月〜6月 3か月

途切れては再開する形が5回繰り返されています。5回とも、途切れた後に再開しました。2026年10月以降も同じことが起きる可能性はありますが、9月2日に確認した時点では発表されていません。

10月からいくら増えるか

9月2日に確認した時点で公表されている最後の支援月は2026年9月使用分で、単価は3.5円/kWhです。

月の使用量 9月まで引かれていた額
150kWh 525円
300kWh 1,050円
450kWh 1,575円

10月以降に支援が無ければ、この額がそのまま請求に戻ります。

請求書での月ずれに注意してください。 政府の「N月使用分」は、小売各社の請求上は「(N+1)月分」にあたります。9月使用分の値引きは10月の請求に反映されるため、実際に上がったと感じるのは11月の請求からになります。

自分の額を出す

支援額は使用量に比例します。累計は「39,300円 ×(自分の月の使用量 ÷ 300kWh)」で出せます。

月の平均使用量 3年9か月の累計
150kWh 19,650円
200kWh 26,200円
250kWh 32,750円
300kWh 39,300円
400kWh 52,400円
500kWh 65,500円

検針票やマイページで過去12か月の使用量を見れば、自分がどのあたりかが分かります。季節で振れる家庭は、ある1か月の値ではなく、年間の合計を12で割った値を使ってください。

なお、これは「もらった額」ではなく「請求から引かれた額」です。支払わずに済んだ額であって、振り込まれたお金ではありません。

支援が終わったあと、10月の請求がどう変わるかは別にまとめました(電気代の補助金はいつ終了?対象は9月使用分まで)。

この記事の限界

低圧(一般家庭)向けの単価で計算しています。 高圧(事業者)向けは単価が別で、おおむね半分程度です。

ガス分は含めていません。 同じ事業でガスの値引きもありましたが、ここでは電気だけを積算しています。

使用量を全期間一定としています。 実際には季節で変動するため、夏冬に使用量が多い家庭は積算額がこれより大きくなります。

単価は資源エネルギー庁が公表した値引き単価です。 実際の請求額は、契約している小売事業者の料金体系によって変わります。

2026年10月以降は未定です。 過去に5回、支援が途切れた後に再開しています。今後の発表で変わる可能性があります。

情報は記載の取得日時点のものです。


出典:資源エネルギー庁「電気・ガス料金負担軽減支援事業」の値引き単価(低圧・一般家庭向け)の全履歴。

よくある質問

電気代の補助金は合計いくらもらえたのですか?

月300kWhの家庭で39,300円でした。2023年1月使用分から2026年9月使用分までの45か月分を、公表されている値引き単価と月数から積算した額です。使用量に比例するので、月150kWhなら19,650円、月450kWhなら58,950円になります。政府が公表しているのは値引き単価で、世帯ごとの合計額は示されていません。

ずっと補助されていたのですか?

違います。45か月のうち13か月は支援がありませんでした。 全期間の29%です。2024年6〜7月、2024年11〜12月、2025年4〜6月、2025年10〜12月、2026年4〜6月が支援なしの期間でした。途切れながら再開する形で続いています。

いつがいちばん手厚かったのですか?

最初の8か月です。 2023年1月から8月までは単価7円/kWhで、月300kWhなら月2,100円引かれていました。この8か月だけで16,800円になり、**累計39,300円の42.7%**を占めます。その後は3.5円、1.8円と下がる一方で、2024年8〜9月の4.0円、2026年1〜2月の4.5円のように上がった時期もあり、2026年8月にも4.5円まで上がりました(9月は3.5円)。

10月からどうなりますか?

9月2日に確認した時点で公表されている最後の支援月は2026年9月使用分です。 その時点で10月以降の支援は発表されていませんでした。9月の単価は3.5円/kWhなので、月300kWhなら月1,050円の値引きが無くなる計算です。ただし過去にも支援が途切れた後に再開したことが5回あるため、10月以降に再開する可能性は残ります。