生活費の分岐点

引っ越しの繁忙期割増は8,800円。日にちで45%変わる

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住まい・引っ越し 公開 2026-09-08 データ取得 2026-09-03

同じ荷物・同じ距離でも日にちで 12,100 日通 単身パックLの最安と最高の差。45%増になる

この記事の根拠

  • 独自集計 日本通運の単身パックL(東京→東京)は時期・曜日・割引の有無で26,900円から39,000円まで変わる 日本通運が公表する単身パックLの料金表CSVと、繁忙期・土日祝の割増額、インターネット割引の記載から計算 / 2026-09-03取得
  • 独自集計 国土交通省は3月の引越件数を通常月の約2倍としている 国土交通省 報道発表「引越時期の分散に御協力をお願いします!」(令和8年1月28日) / 2026-09-03取得

データの取得方法と計算の方針

引っ越し料金は「業者による」と言われますが、同じ業者・同じ荷物・同じ距離でも、日にちで変わります。

各社が自分で公表している割増額だけを使って計算しました。一括見積の平均額のような、出所の追えない数字は使っていません。

同じ区間で12,100円の幅

通常期・平日・ネット割引 通常期・平日・ネット割引: 26,900円 26,900円 通常期・平日 通常期・平日: 28,000円 28,000円 通常期・土日祝 通常期・土日祝: 29,100円 29,100円 繁忙期・平日 繁忙期・平日: 35,700円 35,700円 繁忙期・土日祝 繁忙期・土日祝: 37,900円 37,900円 繁忙期・土日祝・割引なし 繁忙期・土日祝・割引なし: 39,000円 39,000円
日本通運「単身パックL」東京→東京の料金(税込・公表の料金表と割増額から計算)。荷物も距離も同じでも、時期と曜日とネット割引の有無で12,100円変わる。最安26,900円に対して最高は45%増。繁忙期の割増は集荷・配達のどちらかが3/20〜4/5にかかる場合に適用される。

日本通運の単身パックL、東京→東京です。

時期 配達日 ネット割引 料金
通常期 平日 あり 26,900円
通常期 平日 なし 28,000円
通常期 土日祝 あり 29,100円
繁忙期 平日 あり 35,700円
繁忙期 土日祝 あり 37,900円
繁忙期 土日祝 なし 39,000円

最安26,900円、最高39,000円。差は12,100円で45%増です。

内訳はこうなっています。

項目 金額
基本料金(東京→東京) 28,000円
繁忙期の割増(3/20〜4/5) +8,800円
土日祝配達 +2,200円
インターネット割引 −1,100円

繁忙期の割増がいちばん大きく、8,800円です。基本料金の31%にあたります。

この割増は「集荷・配達の両方、またはどちらか一方が期間内の場合」に適用されます。3月19日に運び出して3月21日に届くという日程でも対象になります。

距離が変わっても割増額は同じ

単身パックLは区間ごとの定額です。

区間 通常期・平日・ネット割引あり
東京→東京 26,900円
東京→神奈川 28,900円
東京→大阪 37,900円
東京→福岡 49,900円

割増は定額なので、近距離ほど割増の比率が大きくなります。 東京→東京なら8,800円は基本料金の31%ですが、東京→福岡(51,000円)なら17%です。

赤帽は率で乗る

赤帽(首都圏軽自動車運送協同組合)の引越運賃は、割増が率で決まります。

時期 曜日 割増率 料金
通常期 平日 0% 14,300円
通常期 土日祝 20% 17,160円
繁忙期 平日 10% 15,730円
繁忙期 土日祝 30% 18,590円

条件は「作業2時間以内・走行20km以内・1台1行程・ドライバー1名」です。繁忙期は令和8年3月1日〜4月5日で、東京・埼玉・千葉・神奈川の組合員が対象です。

割増が重なったときの計算方法は公表されていません。 この表は率を単純に足して計算しています。実際の請求が違う可能性があるので、見積もりで確認してください。

なぜ3月が高いのか

国土交通省が報道発表で述べています。

3月の引越件数は通常月の約2倍

最繁忙期は3月中旬から4月上旬とされ、各社の繁忙期割増もこの時期に設定されています。国交省は引越時期の分散を呼びかけています。

なお、月別の件数の数表は公表されていません。 根拠となっているグラフにも数値ラベルがないため、ここでは「約2倍」という国交省の文言だけを引用し、個別の月の件数は使っていません。

日にちを動かせるなら

変えられるもの 効果(日通・東京→東京)
3/20〜4/5を避ける −8,800円
配達を平日にする −2,200円
インターネットから申し込む −1,100円

3つ全部でちょうど12,100円です。日程に融通が利くなら、いちばん大きいのは繁忙期を外すことです。

会社都合の異動などで3月を動かせない場合でも、配達日を平日にするだけで2,200円変わります。

この記事の限界

2社の公表料金です。 引っ越し業者の多くは料金を公表しておらず、見積もりでしか分かりません。この記事は「公表されている割増額から、日にちでどれだけ動くか」を示すもので、業者間の比較ではありません。

単身パックLは荷物量が決まっています。 1ボックスに収まる量が前提です。荷物が多い場合は別の料金体系になります。

赤帽の条件は「作業2時間以内・走行20km以内」です。 超えると距離制・時間制の運賃になり、別の割増(深夜・早朝22時〜5時で30%など)が適用されます。

繁忙期の期間は年によって変わります。 日通は3/20〜4/5、赤帽は令和8年3月1日〜4月5日と、同じ年でも会社で違います。申し込む年の公表内容を確認してください。

オプション料金は含めていません。 梱包資材、エアコンの移設、不用品の処分などは別料金です。

情報は記載の取得日時点のものです。料金と割増は変わります。


出典:日本通運「単身パックL」料金表、赤帽(首都圏軽自動車運送協同組合)「引越運賃」、国土交通省 報道発表「引越時期の分散に御協力をお願いします!」(令和8年1月28日)。

よくある質問

引っ越しはいつが安いですか?

繁忙期と土日祝を外した平日です。 日本通運の単身パックL(東京→東京)で計算すると、通常期の平日にインターネット割引を使えば26,900円、繁忙期の土日祝に割引なしだと39,000円でした。差は12,100円で45%増です。繁忙期の割増が効くのは、集荷か配達のどちらかが3月20日から4月5日にかかる場合です。

割増はいくらですか?

日本通運の単身パックLは定額です。 繁忙期(3/20〜4/5)が8,800円、土日祝配達が2,200円で、インターネット割引が−1,100円です。赤帽の引越運賃は率で乗ります。 土曜・日曜・祝日が20%、繁忙期(令和8年3月1日〜4月5日・東京埼玉千葉神奈川の組合員)が10%です。

なぜ3月が高いのですか?

引越件数が集中するためです。 国土交通省は「引越時期の分散に御協力をお願いします!」という報道発表で、**「3月の引越件数は通常月の約2倍」**としています。最繁忙期は3月中旬から4月上旬とされています。各社の繁忙期割増もこの時期に設定されています。

距離が変わるといくらですか?

日本通運の単身パックLは区間ごとに定額です。 通常期の平日・インターネット割引ありで、東京→東京26,900円、東京→神奈川28,900円、東京→大阪37,900円、東京→福岡49,900円でした。この定額に、上記の割増と割引がそのまま足し引きされます。