生活費の分岐点

スマホの平均データ量は月15.42GB。最安は3,590円

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通信・スマホ 公開 2026-09-08 データ取得 2026-09-03

「290円」のプランは、平均的な使用量では 12.4 月3,590円になり、12プラン中8番目

この記事の根拠

  • 独自集計 総務省の実測トラヒックによる1契約あたりの月間データ量は15,786.1MB(15.42GB)で、この使用量では月290円のプランが3,590円になる 総務省総合通信基盤局「我が国の移動通信トラヒックの現状」令和8年3月分と、日本通信SIMの公式料金表から計算 / 2026-09-03取得
  • 独自集計 実測平均の使用量では、高速のまま使えるプランの最安1,390円と最高8,008円の差が年79,416円になり、3プランは契約できない 携帯16プランの公式料金表を取得し、15.42GB時点の月額を計算 / 2026-09-02取得

データの取得方法と計算の方針

料金の比較記事は、たいてい3GB・20GB・無制限といったキリの良い数字で計算します。

実際の平均はそこにありません。 総務省が実測している1契約あたりのトラヒックは、月15.42GBでした。

この使用量で計算し直したところ、「月290円」を掲げるプランが3,590円になりました。

平均は15.42GB(アンケートではなく実測)

出典 総務省総合通信基盤局「我が国の移動通信トラヒックの現状」
時点 令和8年3月分
方法 事業者からの実測トラヒック(アンケートではない)
15,786.1 MB(15.42 GB)

アンケート調査だと「だいたい5GBくらい」といった申告のずれが入りますが、これは実際に流れた通信量です。

その使用量での月額

日本通信SIM 合理的みんなのプラン 日本通信SIM 合理的みんなのプラン: 1,390円 1,390円 IIJmio ギガプラン IIJmio ギガプラン: 2,000円 2,000円 BB.exciteモバイル Flat BB.exciteモバイル Flat: 2,068円 2,068円 楽天モバイル Rakuten最強プラ 楽天モバイル Rakuten最強プラ: 2,178円 2,178円 日本通信SIM 合理的50GBプラン 日本通信SIM 合理的50GBプラン: 2,178円 2,178円 mineo マイピタ mineo マイピタ: 2,178円 2,178円 LINEMO ベストプランV LINEMO ベストプランV: 2,970円 2,970円 ahamo ahamo ahamo ahamo: 2,970円 2,970円 日本通信SIM 合理的シンプル290 日本通信SIM 合理的シンプル290: 3,590円 3,590円 ロケットモバイル 容量別プラン ロケットモバイル 容量別プラン: 4,400円 4,400円 ドコモ eximo ドコモ eximo: 7,315円 7,315円 au 使い放題MAX+ au 使い放題MAX+: 7,788円 7,788円 ソフトバンク テイガク無制限 ソフトバンク テイガク無制限: 8,008円 8,008円
1契約あたりの実測トラヒック(月15.42GB)で計算した月額。色を変えたのが「290円」を掲げるプランで、この使用量では8番目になる。速度制限のあるプランは除いた。総務省の実測値と各社公式の料金表から計算。
順位 事業者 プラン 月額
1 日本通信SIM 合理的みんなのプラン 1,390円
2 IIJmio ギガプラン(音声) 2,000円
3 楽天モバイル Rakuten最強プラン 2,178円
4 日本通信SIM 合理的50GBプラン 2,178円
5 mineo マイピタ(デュアルタイプ) 2,178円
6 LINEMO ベストプランV 2,970円
7 ahamo ahamo 2,970円
8 日本通信SIM 合理的シンプル290 3,590円
9 ロケットモバイル 容量別プラン 4,400円
10 ドコモ eximo(割引前) 7,315円
11 au 使い放題MAX+(割引前) 7,788円
12 ソフトバンク テイガク無制限(割引前) 8,008円

最安1,390円と最高8,008円の差は月6,618円、年79,416円です。

「290円」が3,590円になる仕組み

合理的シンプル290は、1GBまでが290円で、超過分は1GBあたり220円が加算されます。

290円 + (16GB − 1GB)× 220円 = 3,590円

表示額の12.4倍です。同じ事業者の「合理的みんなのプラン」(20GBで1,390円)のほうが、この使用量では2,200円安くなります。

プラン名の数字は、その額で使えるという意味ではありません。 何GBまでその額なのかを見る必要があります。

契約すらできないプランが3つある

事業者 プラン 理由
LINEMO ベストプラン 上限が15.42GBに届かない
povo2.0 従量トッピング 同上
ドコモ irumo 同上

比較表に載っていても、その使用量では選べないことがあります。

速度が違うプランは別に置きました

ロケットモバイルの神プランは月490円で、この表のどれより安くなります。

ただし通信速度が違います(低速で無制限)。動画や地図を快適に使う前提の他のプランと同じ表に並べると誤解を招くため、分けました。

「常に低速でよい」なら、490円が最も安い選択です。 その前提が成り立つかどうかで、比較の対象そのものが変わります。

自分の使用量を確認してから選ぶ

平均は平均であって、あなたの使用量ではありません。確認方法は次のとおりです。

  1. iPhone:設定 → モバイル通信 → 「現在までの合計」(統計情報のリセット日を確認)
  2. Android:設定 → ネットワークとインターネット → SIM → アプリのデータ使用量
  3. 契約中の事業者のマイページ:月ごとの実績が出ます

3か月分を見て、最も多かった月で選ぶと不足しません。段階制のプランは、使いすぎた月だけ跳ね上がります。

この記事の限界

平均であって中央値ではありません。 この統計には分布と中央値が公表されていません(PDF・Excel全213行を走査して該当なし)。大量に使う層が平均を押し上げている可能性がありますが、この資料からは確認できません。実際の「真ん中の人」は15.42GBより少ない可能性があります。

音声通話と公衆無線LAN経由の通信は含まれません。 Wi-Fi利用が多い人の実態とはずれます。

割引前の料金です。 大手キャリアは家族割・光回線とのセット割で下がります。ただしセット割を含めて計算した記事では、合計で見ると順位は変わりませんでした。

通信品質・サポート・店舗の有無は評価していません。 料金だけの比較です。

端末代は含みません。 分割払いがある場合、請求額はこれより大きくなります。

楽天モバイルは3GBまで1,078円、20GB超で3,278円の段階制です。15.42GBはその中間の2,178円にあたります。使用量が月によって変動する場合、請求額も変動します。

情報は記載の取得日時点のものです。


出典:総務省総合通信基盤局「我が国の移動通信トラヒックの現状」(令和8年3月分)および各社公式の料金ページを取得して計算。

よくある質問

スマホのデータ通信量の平均は月何GBですか?

**月15.42GB(15,786.1MB)**です。総務省総合通信基盤局「我が国の移動通信トラヒックの現状」の令和8年3月分で、1契約あたりの月間延べトラヒック(上下合計)です。アンケートではなく事業者からの実測値なので、申告のずれがありません。ただし音声通話と公衆無線LAN経由の通信は含まず、MVNO分は含みます。

月290円の格安SIMは本当に290円ですか?

1GBまでなら290円です。 超過分は1GBあたり220円が加算されます。平均の15.42GBで計算すると、290円+(16GB−1GB)×220円=3,590円になります。表示額の12.4倍です。この使用量では12プラン中8番目で、より安いプランが7つあります。自分が何GB使うかを確認せずに選ぶと、想定と大きくずれます。

平均くらい使う人にとって一番安いプランはどこですか?

高速のまま使えるプランでは、日本通信SIMの合理的みんなのプラン1,390円が最安でした。次がIIJmioの2,000円、3位は楽天モバイル・日本通信SIM・mineoが2,178円で並びます。なお速度制限のあるプラン(ロケットモバイル神プランの490円)はもっと安いですが、通信速度が違うため同じ表では比べていません。

この使用量で契約できないプランはありますか?

あります。LINEMOベストプラン、povo2.0の従量トッピング、ドコモirumoは、上限が15.42GBに届かないため、この使用量では選べません。比較表に載っていても契約できない場合があるので、自分の使用量を先に確認してください。